長女妊娠からの出産

長女の妊娠もまた
長男や次男の時とはまた違った経過があり、
悩みもあり、
ほんとうに三者三様のマタニティーライフでした。
長男妊娠中
次男妊娠中

そうやって迎えた長女出産の日。

その日は大雪で
車に父、母、妹、
そして長男、次男とわたしが乗って行きました。

帝王切開なので
手術日、つまり出産の日が決まっていたので
主人もお仕事の合間に病院へ来てくれました。

出産は満月や新月の日は増える、とは
長男の出産のときに聞いていました。

事実、長男の出産した日は
長男妊娠からの出産
破水からでしたが
出産したら、そのあと一気に新生児が増えていて
沐浴指導の日には8人も新生児がいたので
暑い中で、大人もぎゅうぎゅうで
沐浴指導でした^^;

次男の出産は
次男妊娠からの出産
帝王切開でしたが
出産後、やはり一気にお部屋が満室になり、
ナースコールを押しても
スタッフの人が来るのは1時間から2時間後という忙しさだったようです・・・・

長女の時には
まず入院手続きをしたら
予定の帝王切開なのですがお部屋がない、ということで
しばらく外来の待合室で待機。

NSTをしたあとは・・・・・
やはりまだお部屋がないということで外来待機。

ようやく入院階へ・・・・

と思ったら、ベッドが空かないということで
いきなり手術台へ通されました。

「ごめんなさい、ここでお待ちくださいね」
と言われましたが
手術台で横になっていいのか、座ったらいいのか・・・・・・

とりあえず座ってみました。

待つこと1時間。

手術時間はお昼くらいとのことだったので
準備とかを考えると
もうそろそろ色々処置とかしないといけないんじゃないのかなぁとか考えていたら
ようやくスタッフの方が来ました。

元々予定で忙しいことにはなっていたけれど、
満月だか新月だかが重なって
ものすごい忙しさとなっているとのことでした。

あとで気が付いたのですが
長女を出産後からずっとハッピーバースデーの音楽が流れていたのですが
あれは赤ちゃんが産まれたら流れるそうです。
つまり、それだけずっとお産が続いていたんですね。
おめでたい!

点滴が1回で入らないのはいつものことなので想定内。
浣腸をして、しばらくはおトイレがお友達・・・も想定内。

それでも、次男の時の手術中の痛みや気持ち悪さ、
ずっと同じ体位でかかと、足、首、手、頭と痛すぎたこと、
痛すぎてい持ち悪くなったことを思い出すと
怖くなりました。

さらに産後のあの痛みを考えるとぞっとします。

「大丈夫、大丈夫、母子ともに健康」
「痛みはいつかはなくなるもの」
「ピークは手術後すぐ、あとはどんどんよくなるもの」

これをひたすら頭で復唱し、
念仏のように唱え、
瞑想しました。

そうしてそのまま手術台で待機をすることさらに1時間。

ようやく手術です。

長女を出産した病院では
帝王切開の手術に立ち会いも可能でした。

主人には事前に「いや、止めとく、怖いし」と言われていましたが
当日にもう一度聞いてみました。
答えは同じでした。

いい機会でしたので
誰でも身内ならよかったので
長男、次男や実家の家族にも声をかければよかったと思いました。

長男は今になって
赤ちゃんが産まれるところを見たかった、と言っています^^;

「次の赤ちゃんの時にはみんなで見よう!」
と話しています。
・・・・・・・4人目?・・・・・・・・・・・・

次男の出産の時のことがあったので
長女の病院はまた新たに探して
事前に痛みの事などを話してありました。

なので、痛みに関して
とてもよくフォローをしていただいて、
手術中も先生たちが話しかけてくれたりと
和ませてくださいました。

ほんとうに感謝しています。

最初の麻酔からドキドキしていましたが
2回目なので、
だいたい想像が出来ていたのと
スタッフの方のサポート、フォローで
手術は無事に終わりました。

「おめでとうございます、女の子ですよ^^」

と言われて、初めて実感とうれしさを感じることが出来ました。

そこまではもう緊張とドキドキばかりでしたので、
じわじわと喜びが沸き上がってきました。

連れて来られた赤ちゃんは・・・・

耳に、ぽこっとでっぱりのある・・・・・・
いわゆる副耳のある赤ちゃんでした。
副耳物語初めての女の子で
念願の女の子で
欲しかった三人目で
無事に出産まで迎えられて

気が緩んでいた・・・・・

と思いました。

急に頭は冷えて
女の子での外表奇形に対する覚悟ができていなかったこともあり
喜びも吹っ飛び、
これからを考える算段に入りました。

お腹を縫われながら
「赤ちゃんの副耳ですが、どうしていったらいいのでしょうか」
と聞いたら
「しばったりするので大丈夫じゃないかな」
と言われ、少し安心しました。

手術、しかも見た目、美容のために
全身麻酔を子供にさせることは抵抗があったからです。

とは言え女の子。
ツインテールなどをしたら目立つ・・・
と考えたからです。

痛み止めは遠慮なく使っていきましょう、とのことで
手術後はボーっとしていました。

手術後、術後ベッドへ移って、
動くと痛むけれど、
寝返りも打ちたい・・・・と戦っていると
主人や長男、次男、父、母、妹が来てくれました。

長男は点滴だらけ、さらにはボーっとしているわたしにショックだったようで
「ママを置いて帰らない!」
「ママも帰ろう!」
「僕もここにいる!」
と、ぐずって大変でした。

普段私と離れることで
ぐずる子ではないので
びっくりしました。

雪もひどくなってきたので
ベッドに来た長女と面会をして
すぐに帰りました。

長女も新生児室で預かってもらえて
わたしはゆっくり休めることになりました。

長男の様子が気になったので産後2日目からは
子連れ入院もできる病院を選んでいたので
2日目からは長男と次男も泊まりに来るから
今のうちに休んでおこう、と思いました。

後陣痛が一番強かったのも
やはり長女のときです。

長男の時には全身麻酔で出産をして
次の日には歩き回っていたのに
次男の時は痛みがひどかったこともありますが
長女のときはさらに上回る痛み・・・・・

しかし、痛み止めを使ってもらえたので
比較的落ち着いて過ごすことが出来ました。

毎日面会にも来てくれて
長男はお手紙も書いてきてくれました。

そのお手紙は今でも大切にとってあります。

ほんとうに、不安な中で
長男も次男も我慢もたくさんして
長女が家族の一員となるのを待っていてくれました。

感謝しかありません。

そして、そんな長男、次男のお世話を一手に引き受けてくれた母。
実家の家族には感謝してもしきれません。

主人はお仕事が忙しい時期だったのですが
ちょこちょことお見舞いにも来てくれて
長女が産まれてから
いよいよ手がもう足りなくなったので
一気に父親らしく?なったと言いますか
協力をしてくれるようになりました。

来るべくして、我が家に来てくれた長女に
ありがとうと言いたいです。

産後5日で無事に退院をして
3児の母になりました。

始めは
長男のお風呂、
骨折している次男のお風呂、
新生児のお風呂と
3種類のお風呂介助に疲れてしまいそうでしたが

これも長くは続かない、
楽になっていくだけ、と思っていたので
あまり苦にはならなかったです。

先の見通しがあると
前向きになれますね。

こうやって長女は我が家の一員となりました。

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