トイレトレーニング オムツの外し方

次男がようやくオムツが外れました。

4歳になってすぐのことでした。

それまでは、おしっこはきちんとおトイレで出来るし、
昼間はパンツ。
おねしょもほとんどしなくなっていました。
トイレトレーニング
トイレトレーニング 夜のおねしょ編

ただ、うんちだけがオムツにしかできないという状態。
トイレトレーニング うんち編

こそこそとオムツを探しては
履いて、おトイレへ駆け込み用を足す・・・・

という、なんとももどかしい状態でした。

長男の時の反省をもとに
見守る、待つ、怒らない・・・を
心掛けて、日々戦っていました。

しかしイライラは募り、
「なんでおトイレで出来ないわけ?!」
「幼稚園でしたくなったらどうするのよ!」
「もうオムツ買わないからね!!」
などなど・・・・
暴言を吐いていました。

自己嫌悪に陥っていたときに
ふと、次男がうんちの回数が減ってきていることに気が付きました。

ひどいときには4日に1回くらいになっていて、
さすがにわたしが怒鳴るから怖くなって
出なくなってしまっているんだ・・・・と気が付きました。

さらに、「もうオムツは買わないから!」と買っておらず、
オムツバッグの中にある3枚くらいの予備のオムツしかおうちにはありませんでした。

次男はパニックでおトイレに座っても
「出ない、出ない」と泣いていて
結局出ないまま。

おなかも苦しそうですし、
お食事を食べる量も少なくなっています。

ずっとこのままではないとはわかっている。
わかっているけど・・・・

どうにか今の状態を変えたい・・
変えないと・・・・と悩み、
こんな子いるのかしら・・・・とネットで見てみると
案外うんちだけオムツ、と言う子がいること、
4歳になってもオムツが完全に外れていない子がいることがわかりました。

それだけでも気持ちがずいぶんと軽くなり、
焦りが落ち着いてきました。

人と比べたりすることは
その子なりの成長を妨げてしまう、とわかっていても
つい、「長男はこのときはこうだったのに」
「幼稚園に入ったのに完全におトイレが自立していないなんて」
など、わたしの勝手な価値観を押し付けていました。

それからはアプローチを変えてみることにしました。

まず、次男に
「これが最後だよ。もうこのオムツがなくなったらおしまいだからね」
と説明をして、一緒にオムツを買いに行きました。

次男は
「ママ!ありがとう!ありがとう!!」
と喜んで、おうちに帰ってすぐにうんちをしました。

その日からはオムツはつけるものの、おトイレに座ってする練習も始めました。

オムツじゃないとできない理由の一つとして
次男は座ったら「出ない、出ない」と泣いていたので
立って踏ん張ることに慣れてしまっているのだと思ったのです。

そこで座ってうんちをしてみよう、と話し座らせてみました。

我が家は補助便座やおまるなどは使っていません。
公共の場所では必ずしもあるわけではないですし、
できるだけ自分一人でできるようになっていってもらう=自立、
をしてもらいたいからです。

最初はやはりできないのですが
オムツをしているので安心感があったようです。

それでも踏ん張ることが難しそうだったので
便座に和式のおトイレのように座らせて
支えておトイレをするように介助しました。

すると、なんとなく座ってする、という感覚がわかったのか
おトイレでオムツを付けたままですがうんちをするようになりました。

そこからは早くて
やはりうんちがオムツにあることが気持ち悪い、という感覚もわかってきて
「次男ちゃん、うんちをおトイレでがんばってきます」
と自分で決めておトイレへ行き、うんちをしました。

「すごいねーー!!!できたね!!!!」
とハイタッチをすると誇らしげにニコニコしていました。

しかし、何回かはおトイレでうんちを成功したけれど
オムツに戻っていたのであまり期待はせずにいました。

オムツもまだ半分くらいはあるし・・・・
と思っていたら、あっさりおトイレでするようになり、オムツ卒業。

次男の場合はオムツですることに慣れすぎていたことがオムツが外れることを遅くしてしまいましたが
期限を決めたことに次男自身が納得したこと、
座って踏ん張る感覚がわかったこと、
オムツにすることが気持ち悪いという感覚がわかったことが
スムーズに進んでくれたのでこの期間は2週間もありませんでした。

結局、わたしが焦ったことが伝わって
次男を頑なにもしていたんだな、と反省です。

落ち着いて、キャラクターを考えて
その子に合ったアプローチをしていくことが大切なんだと
このトイレトレーニングを通して学ばされました。

わたしは1回ではわからない、学べない未熟者だと痛感しました。

これからも子どもたちを通して
またたくさんのことを学んで、一緒に成長していきたいと思います。