子供の視野を広げて居場所を作る ドッジボール 大会出場

えりぃです。

前回の続きです。
子供の視野を広げて居場所を作る ドッジボール

ドッジボール大会当日。

長男は大張り切り。
わたしはそわそわ。

主人が
「俺が集合場所に連れて行くよ」
と言っていったので

わたしは朝食やら
試合を観に行く前にお洗濯やらを済ませておこうと
朝からバタバタとしていたら・・・・・

朝まで飲んでいたヤツは起きてこない・・・・・

かっちーーーーーん!!!!!!!!!!!!

長年の経験で
主人の飲み

飲んだ次の日に期待はしない、とわかっていたので
わたしが送りに行くように
バタバタと動きました。

頭に来るのは
「自分が送迎をする」と言ったのに
朝まで飲んで寝ハマっていることです。

イライラしながらも送っていくと
先生、お友達やママさんに会って、
少し気持ちも和らぎました。

帰って、行く支度をしていても起きてこないので
もう置いていく算段で動きました。

すると直前に起きてくるんですよね。

しかも機嫌が悪い。

出発がギリギリになり、
急いでいるところに

「コンビニに行くから」
と主人はコンビニへ。

もう先に行くに決まっています。

途中、
もう試合は始まったよ!とママさんから連絡があり、
走りました。

応援に来てくれた母と妹と合流し、
想像以上に盛り上がっている試合会場で長男を探しました。

やはり、ギャラリーから見る長男はとても小さいのです。

1年生で試合はお友達と交代で出ることになっていたのですが
ベンチにいる時も一生懸命声を出して応援していました。

試合に出たときには
弟のサッカーの試合ぶりに興奮して
声を出して応援しました。

チームは男の子も女の子も混合です。

ある女の子は聞いたら練習の時からだそうですが
よく同級生にも責められて
泣いていたそうです。

本番でもチャンスの時に当たってしまったり、
パスミスがあり、
みんなに責められていました。

泣いていて・・・・

正直、このまま諦めてしまうのかな・・・・
とも思いましたが、

その子は試合に出続けました。

諦めなかったのです。

怖くても、
最後の一人になっても
コートに立ち続けました。

そうして、最後にはボールもキャッチし、
次につなげる活躍!

諦めない気持ちは
形を産むんだと見せられたようでした。

お友達は外野で顔面にボールが当たって
でもギャラリーのほうをチラッと見ましたが
泣かずに、ぐっとこらえて前を向きました。

幼稚園前から知っている子が、
「悔しい」とよく泣いていた姿を見ていた子が
泣かずに前を向いて試合に臨む姿に
うるっとしました。

試合に出ないときも
一生懸命応援していました。

スポーツ万能で
リレーの選手にもなるような子です。

悔しい、負けたくない気持ちのある子が
ベンチにいることがどれだけも悔しかったでしょう。

でも、一生懸命応援していて、
チームが勝った時にはハイタッチで喜んで
立派にチームの一員でした。

きっと、この経験は
このお友達にとって大きな大きな糧になる、
そう感じました。

そして、長男は一生懸命に逃げ、
作戦の通りに動いていました。

先生に後で聞いたのですが

始めはルールもよくわかっていなくて、
走り回っていて、

作戦ももちろん理解できていないので
怒られることが多かったそうです。

でも、本番。

きちんと動いて、

主人のアドバイスの
「後ろを向くな」を
忠実に守り、逃げました。

転機は突然やってきました。

長男は当たって外野へ行ったのですが

転がってきたボールを取り、
目の前にいた六年生(主戦力)の子に当てたのです!

チームはみんな驚きと喜びで大盛り上がり!

長男も笑顔でコートに入ります。

そこからは勢いもあり、
一気にこちらのチームの流れになり、
勝利しました。

みんなから頭を撫でられ、
先生にぎゅっとしてもらって、
輪の中心で笑っている長男を見て

心の底から、
ホッとして、
安心して、

それからうれしくなりました。

長男に居場所が出来た、と感じました。

そこからは長男はずっと試合に出続けました。

上級生の子たちが
「長男を入れよう!」と
言ってくれたからだそうです。

転がるボールも積極的に取りに行くようになり、
チームのみんなともより声を掛け合うようになりました。

チームは優勝。

記念撮影には
笑顔のお友達と長男がいました。

長男に居場所が出来たこと、
お友達と、長男の成長が見られたこと、
あきらめない気持ち、
子供の可能性の大きさ

たくさんのものを
長男を通して学びました。

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