次男の言葉の外来 専門外来 経過観察の結果

ずいぶんと間があき、
次男はもう5歳となりましたが
次男の言葉の遅れの経過を書いていこうと思います。
次男の言葉の遅れ
次男の言葉の遅れ 2歳半 外来受診
次男の言葉の外来 3歳初回専門外来

初回の専門外来の日から約2か月。
季節は夏から秋に移り変わっていて、
次男もより単語の数も増え、
少しの2語文も話すようになっていました。

この調子だったら、大丈夫じゃないかな・・・・
と、根拠のない自信?のようなものもありました。

その日は、長男の発達の検査の結果も聞く日だったので
正直な話、検査結果のほうが気になっていました。
発達障害の疑い 5歳の発達の検査の結果

長男の検査結果にまず納得をし、
すぐに頭は切り替わりました。

次男の言葉の遅れはまた別問題です。

長男には長男の個性があり、生き方があるように
次男にも次男の個性があり、生き方があります。

長男には長男の、次男には次男の
それぞれに合わせた関わりが必要だと思っていたからです。

自分の子育て、自分の子供に対する関わりに自信もなくて
この関わりがこの子にとって大きな傷になってしまったら・・・・と
怖くなることもあるのです。

人を一人、自分の人生を自分で歩めるように育てる、とは
とても大きな、大変なことなのだと感じます。

男の子、しかも一人目の長男は口達者です。
敬語も使い、ずっとしゃべり続けるほどにおしゃべりです。

しかし次男は真逆でまったくしゃべりませんでした。

同じ男の子でもこんなに違うのです。

根拠のない自信はあっても
やはり、どきどきしました。

結果は大丈夫でしょう、とのこと!

この2か月で言葉が増えたこと、
二語文も話すようになり、幅も増えてきたこと。

以前よりこちらの言っていることもわかっているし、
あとは言葉が出てくるだけ、という状態だったので
意思をくみ取ることが難しいような状況に置かれたこと、
(次男の幼児教室にもできるだけ休まずに行くようにし、
習い事も次男のお教室は積極的に行き、
児童館にも顔を出したりしてみました)
クローズド・クエッション(YesNoで答えられる質問)ではなく、
できるだけオープン・クエッション(どうしたの?なにがしたい?など)で
話すことを心掛けたことも大きかったようです。

本人が意思を伝えよう、とするときには
やはり「こうしたいの?」→「うん(ううん)」よりも
「どうしたいの?」→「〇〇をしたい」というほうが伝わりやすいですもんね。

これはこれから先、子どもの意思を尊重する、という意味でも
大切なことかなと思います。

つい、「これでいい?」とか「こうしたいの?」と聞いて
YesかNoで答えてもらうことが意思を確認しているように思ってしまいますが
選択肢をこちらで決めてしまっていることは
意思を確認しているのではなく、誘導していることになるんだなぁと感じました。

話しは逸れてしまいましたが、
まずは一安心です。

次男はこのときまだ未就園児でした。

幼稚園に行くときには長男は年長さんとしていてくれるので安心感はありますが
いつも一緒にいられるわけではありません。
次男は次男にとっての集団生活を送っていくわけです。
そこでうまく意思が伝えられなかったり、
それによってもどかしい思いや時には悲しい思いもすることもあるかと思います。

しかし、それもすべて次男の貴重な経験となり糧となります。

小学校、中学校、いずれは社会へと行動の場が広がるときに
きっと役に立って行ってくれることと思います。

先生からは幼稚園に入って、本人がまた意思が伝わらなくて困れば
言葉も増えてくるでしょうし、
また幼稚園に入ってトラブルになるようなことがあったり、
困ったことがあれば来てください、とお話がありました。

ないことを願いたいけれど・・・・と思いながら帰宅しました。

これからもいろいろな環境や様々なものに触れたり経験をしていくようにすること、
オープンクエッションでの会話をしていくことを心掛けようと思います。