兄弟愛?3人の関係の変化

最近、長男と次男は競うように長女のお世話をしたがります。

「長女ちゃん、おやつですよ~」
「長女ちゃん、こっちおいで、遊んであげるよ~」
「長女ちゃん、オムツ替えようか」
「長女ちゃん、お洋服お着替えしようか」

などなど。

風邪をひいていた時にはお薬をあげたいと
ふたりでスポイトの取り合いになって
お薬をこぼしたりと大騒ぎでした。

他にもわたしが何かをしていて長女から目を離さないといけないときに
「ちょっと見ていてくれる?」
とお願いしたら

長男は鈴を持ってきて、長女の前で演奏。
次男はウサギのしぐさをしながら、長女の前でジャンプ。

長女はきゃっきゃいって真似をしたり喜びます。

とてもありがたいし、ほほえましい光景です。

しかし、ひとたび長女何か邪魔をしようものなら

「長女ちゃんがとるー!!」
「長女ちゃんにとられたーー!!」
と長男、次男の悲痛な叫びが聞こえてきます。

基本的に長男も次男も長女には手を出しません。
なのでやられっぱなしです。

お菓子も長女が取ろうとしたら
「長女ちゃんがとるー!!」
→「とられないように自分で取っておきなさい!!」

おもちゃで遊んでいたらおもちゃを長女が取る
「長女ちゃんにとられたーー!!」
→「大事なら取り返しなさい!!」

と、親としていいのだろうかと思うような
対応をしてしまっています・・・・

長男と次男の場合は長男が引いて譲ることが多いですが
取り合いのけんかになったり、
これが欲しかったのに先に取ったなどとよくもめています。

長男と次男はおそらくライバルであり、
仲間なのだと思います。

お互いがお互いのしていることは自分もできる、と思い
競うようにして、
長男は出来ない次男に
「それ違うよ」と正論をぶつけて、次男が泣いて怒る。

次男は長男がやっているのだから自分もできるはず、
やりたい!となんでも同じようにやりたがる。

そしてお互いがわたしや主人に怒られていたり、
ぐずってどうしようもなくなってしまっているときには
助けに行ってフォローをします。
→「お話をして」

その関係に長女が入ることによって
またワンクッションでき、
ふたりで協力して何かをする、と言うことが増えてきました。

そして小さい子をかわいがる。
小さい子は守る、という気持ちも芽生えてきています。

「長女ちゃん、危ないよ!」
「長女ちゃん、そこはダメ!!」
「長女ちゃん、それはお口に入れたらだめだよ!!」

と遊んでいる中でも
ときどき慌てる長男や次男を目にします。

そうして抱っこをして、わたしのほうへ連れてきます。

「長女ちゃんがこんなことをしてたよ、危ないからママがお話をして」
と言うのです。

もちろん長女にはまだそこまでわかってはいませんが
なんとなく、してはいけないことをしてしまったんだ、と思うようで
しゅんとしています。

簡単にお話をして、また遊びに参加し始めると
「今度はこれは危ないから高いところにあげておこう」
「わかったよ、長男ちゃん」
とふたりで相談して、遊びを工夫します。

「長女ちゃん、今度は上手にできたね、すごい、すごい~」
「しゅごい、しゅごいね~」
と長女もうまく遊びに参加出来ていると
長男と次男がほめて、頭を撫でてあげると長女もうれしそうに声を上げます。

少し前まではお互いがばらばらの動きをしていたので
すごく大変に感じていましたが
こうして3人の関わりが広がってきて、
3人にとっても、わたしにとっても
少しゆとりを持って過ごすことができる時間が増えてきたように思います^^