敬老の日のプレゼント選び

もうすぐ敬老の日ですね。

長男、次男の通う幼稚園では
おじいさま、おばあさまをご招待しての
お遊戯会があります。

今はその練習を一生懸命しているそうです。

思い返すと
長男が入園して10日ほどであったお遊戯会。
発達障害の疑い 幼稚園入園 集団生活に入る

ただでさえ半年遅れでの入園に、
さらに心配事がたくさん。

きちんとお遊戯をするのか、
じっとしていられるのか、
心配でたまりませんでした。

幸い、出番以外は教室で過ごす、というお遊戯会だったので
騒いだり歩き回るということもなく
大好きな音楽に合わせたお遊戯やお歌を歌い、
楽しく終えることが出来ました。

去年は自ら
「お遊戯会に来てね」と実家の父と母へ伝え、
お遊戯もさらに自信を持ってすることができました。

今年は年長さん。
年長さんは受付からお見送りまでもします。

次男は初めてのお遊戯会。
どのようになるのか、楽しみです^^

そして子どもたちから大好きなじぃじぃ、ばぁばぁに
プレゼントをひとつ、考えています。

最近好きなお手紙です。
カラフルなクレヨンなどでお絵かきをよくしてきますが
次男は「これはママに、これはパパ」
とお手紙を意識して描いてきているようです。

長男はひらがなをだいぶ覚えてきたので
字を書く練習もかねて提案してみようかなぁと思います。

上手ではなくとも
もう来年には同じものは描けません。

子どもたちの成長を見届けていくことを
喜んでくれている父と母なので
成長の記録としてもいいプレゼントになるかと思います。

子どもたちの敬老の日のプレゼントは
成長の記録、としてのお手紙とお遊戯会でのお遊戯ですが
わたし自身にも祖父母がいます。

もう高齢で米寿を過ぎ、
ゆったりと過ごしています。

ただ、双方ともに認知症があったりして
わたしを孫だとわかりません。
祖母も去年会いましたが
反応が以前とは違ってきていたので
もうわかるかどうかわかりません。

認知症は新しい記憶から失われていきます。
つまり、本人は自分だけが過去へとタイムスリップして行っているようなものです。

生活の変化に戸惑い、混乱します。

なので、できる限りそっとしておこう、と思っています。

以前会った時には
「ありがとうございます、わざわざいらしていただいて」
とお客様のような対応を受け、
子どもたちに至っては
「あぁ、この子たちは孤児なのですね。親御さんを亡くされて・・・
気の毒に・・・・
ハーモニカを吹いて差し上げましょう」
とハーモニカを聴かせてくれていました。
なのでもちろん自分のひ孫という認識はありません。

そこで
「違うよ、わたしはあなたの孫で、この子たちはひ孫だよ」
と言うと混乱するので
「ありがとうございます、よかったね」
と演奏を聴かせてもらいました。

そうすることで穏やかな時間が過ごせたのです。

そうやって過ごしてきたのですが
敬老の日にはやはり祖父母を思い出します。

食べ物を送ってみようか、
でももう量もそんなに食べないし、困るだけかな。
写真などは混乱するだけかもしれない。
お花・・・・は管理がまた大変かもしれない。

そう思うと、
毎年祖父母への感謝を心でお祈りするだけ、になってしまいます。

それでも自己満足ですが
気持ちをプレゼントしている、と思っています。

小さい頃に一緒にお出かけしたことや
掛けられた言葉、学んだこと。
祖父母がいたから父や母がいて、
わたしたちがいて、こどもたちへとつながっています。

今、こうやって過ごすことが出来ているのは
祖父母のおかげです。

そのことを感謝する日、と思っています。