夫婦喧嘩と仲直り?

台風がひとつ来て、また次も来ているとのこと。
嵐は次々とやってくるものですね。

たいてい夜は子どもたちが寝た後もお部屋を離れると誰かしらが起きてしまうので
暗いお部屋でこそこそとパソコンをしているのですが、
今も主人はお隣のお部屋でテレビを見て、わたしはパソコンです。

よく主人が「来ないの?またパソコン?」と言っていましたが
最近は言わなくなりました。

決して冷戦状態だから、というわけではないです(笑)
先ほどお洗濯ものを干しながらテレビを見ていたら長女が泣き出してしまったのです。

でも冷戦状態の時には自然とこういう風に顔を合わせないようにします、お互いに。

主人とはよくケンカと言うかぶつかります。
主人は文句をひたすら言うし、私は黙ります。
性格的に主人は言いたいことをバーッと言ってすっきりするタイプです。
わたしは考え込む・・・・・タイプだと思います。
言葉で伝えることが苦手なのです。
そして怒りの感情をむき出しにして怒ることも苦手です。

子どもたちには怒ってしまうのに・・・・
と今書きながら少し落ち込みました・・・

話を戻しますと、主人に対して不満があった時に
わたしはバーッとその場の勢いに任せて言い放つのは苦手なのです。

「いや、こういう見方もあるかもしれない」
「こうなっている状況は自分が作り出していないか」
「キツイ言葉は傷つけるからできるだけオブラートに包もう
どういえば伝わるのか・・・」
などなど考えていたら黙ってしまうのです。

物事に10:0でどちらかだけが悪いということはないと思うのです。
相手を責めることは簡単ですが、
自分がその状況を作り出していないか、つまり自分にも非があるのではないか、
という視点がないといつまでたっても同じケンカの繰り返しで成長はありません。

夫婦は他人だけれど、家族だから難しいですよね。
その距離感も育った環境などで変わってきますし。

我が家で言えば、以前は主人のお酒飲み方などでもめたことがありました。
主人の飲み

独身気分が抜けきらない主人にイライラしていたのですが、
あるとき気が付いたのです。

「あぁ、わたしがお金とか子どものこととかお友達とかフォローするからいけないんだ」と。

主人が好き放題飲みに行っても、自分の失業保険や貯金で賄い、
子どもが泣いたり、生活リズムが狂っても、あやして生活リズムを戻すようにあれこれやっていくのも
朝に酔っ払った主人のお友達がいて、お話の相手などをしたりシャワーを浴びるお友達の後片付けをしたりするのも

全部わたしでした。

わたしが不満を持ちながらも、結局いいよ、いいよ、で許していたのです。

それでは変わるはずはありません。

そこでわたしは気づいたらすぐにメールをしました。

メールだと言葉をゆっくり考えながら文章を作ることができますし、
わたしはブログがいい息抜きになっているように文章を書くのが苦でないようです。

主人にはブログを始めたことを伝えたら、
「あぁ、向いてるんじゃない?文句の長文メールよく送ってくるくらいだし」と言われました。

そんな風に文章を作りながらも
顔を見て伝えるわけではないので
言葉以上にニュアンスには気を遣います。
勢いで言ってしまう言葉とは違いますが、
時間が空くことで冷静になれていても
そんなつもりはなかった、で傷つけてしまうこともあるからです。

主人はメンタルが弱いので特に気を付けます。

そうやって作ったメールを送るのですが、
送るときに気を付けていることは
”できるだけ思った時にすぐに送る”です。

後になって
「こうだったじゃん」とか
「前のあの時にこうだったのが不満だった」とかは
後だしじゃんけんのようにずるいことだと思うからです。

タイムリーに伝えて、気持ちを共有していかないと
夫婦と言う他人である家族とは信頼をして暮らしていけないと思うのです。

だって、相手が不満を持ったまま、たとえば1か月とか過ごしていて
一か月後に「1か月前のあれが嫌だった」とか言われたら、
「じゃぁ、この一か月暮らしてる間ってなんだったの?」と疑心暗鬼になってしまいますし。

特に我が家で言えば、主人がお仕事が忙しく、ほとんどおうちにいないのに険悪になるわけです。
そして話す機会もないまま一週間が過ぎるとかザラにあります。
そうなるとおざなりになる不満は、相手に届かないのでまた繰り返されます。

とっても悪循環ですよね。

なので我が家はこのスタイルで、ケンカというか険悪な空気を脱しています。

これがはたして仲直りにつながるのかはわかりませんが、
素直にごめんね、を言えないときもお互いにありますが、
相手の思っていることは伝わっているわけですから
そこからの関係はケンカをしたときよりはよくなっています。

夫婦喧嘩の形も仲直りの形もそれぞれだと思いますが、
我が家ではこんな感じです。

そして子供の前ではケンカは極力しない、は長男が産まれる前に約束したことです。

空気が悪くなって、子どもたちが察することが多々あるので、
まだまだわたしたちも未熟者ですが。

子どもを育てていくパートナーでもある主人だからこそ、
一緒に成長していかないといけないなと思っています。