子どもに伝えたい季節の行事 大寒とは? 一年で一番寒い時期の過ごし方

寒すぎますね。

そう、今日は大寒です。

テレビなどでも耳にすることもありますし、

何となくは知っていても

詳しくは知りませんし、

子供に伝えていける季節のことですので

大寒について調べてみました。

大寒とは

1年で1番寒い時期のことです。

二十四節気のひとつですね。

太陽の動き上(黄道)の15度ずつを24等分にした季節のことです。

簡単に言うと、

春夏秋冬をさらに細かく6つに分けた季節のことです。

その二十四節気の中の一つが

大寒(だいかん)です。

太陽の動きと現在使われている暦は

毎年一致するわけではなく、ズレていくので

毎年この日!とは決められていませんが

大体1月20頃と言われています。

この頃から、立春までを「大寒」というのです。

一年で一番寒さの厳しい時期であり、

春を迎える前の、一番最後の節気となります。

立春が旧暦での一年の始まりですので

大寒が一年でも最後の季節、ということですね。

この寒さを利用して、

味噌や醤油、お酒など

仕込みをしていくといい時期とされています。

寒いので雑菌も少ない、という

先人の知恵からです。

他にも耐寒行事も行われていますね。

また、寒中お見舞いも、

松の内の明ける1月7日ごろから立春までの間に出します。



大寒には、冬至のように

何かを食べたほうが良い、とされる行事食のようなものはありません。

子どもに伝えたい季節の行事 冬至の意味と、かぼちゃとゆず湯

ただ、この寒い時期に産まれた卵は

数も少ない上に、栄養がギュッと凝縮されているので

とても貴重で、栄養豊富で

縁起のいいものとされています。

この時期の卵は金運、健康運にいいとされていて、

一年間無病息災で過ごせる、と

重宝されてきました。

我が家では長男が卵アレルギーなので

卵は重宝されることはなく、

むしろ要注意食材として

気を付けて取り扱っていますが

長男も、昨年の入院検査の結果、

加熱した卵を食べる練習をしていきましょう、となっています。

これはいい機会ですし、

無病息災も願って、

卵焼きを食卓に出してみようかとも思います。

また、別日にはデザートにプリンもいいかもしれませんね。

ただなんとなく、や

いつの間にか寒くなって、日が短くなって、

またいつの間にか暖かくなってきて、

日が延びて・・・・

ではなく、

季節の移り変わりも感じて

育って行ってもらいたいと思っています。

昔から行われていた農業では

季節を正しく知ることは

死活問題ですもんね。

現代では、

スーパーに行けば一年中お野菜は売っていますし、

室内も快適に温度が保たれています。

季節や天候が直接お仕事や生活に影響することが少なくなってきているからこそ、

季節感を忘れずにいたいですね。

せっかく四季のある日本で生まれ育っているのですから。

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