長女の歯医者

久々にものすごく落ち込むことがありました。

罪悪感と、

何とも言えない後味の悪さに

自分の性格が本当に悪い・・・・・

と落ち込みました。

戒めのためにも備忘録です。

えりぃです。

長女の前歯が虫歯になりかけています。

もちろん、歯もきちんと磨いていますし、

歯医者さんで言われたので、

糸ようじもしています。

しかし、長女の歯は、次男の歯と同じく、

すき間がないのです。

長男は一般的な子どもの歯と言われる歯で

間にすき間があります。

子供のうちはあごの成長もあるので

歯と歯の間にはすき間があるそうです。

しかし、あごがおそらく小さな次男や長女はすき間がありません。

ということは、歯と歯の間から虫歯になりやすいのです。

すごく気を付けていたのですが、

この年末に入る前に、なんだか黒くなっている!!のを発見しまして、

すぐに歯医者さんへ連絡を取りました。

年末のため、急患しか対応をしていないので

早くて年始になるとのことでした。

しかも、いつもの担当の先生は一番早くて中旬しか予約がないそうです。

前回の検診で

3歳になったら、器具に少しずつ慣れていく練習をして、

それから治療(と言っても削るわけではない)をしましょう、

と言われていたので、

行ってすぐに治療をしてもらえるわけではありません。

早ければ早い方がいいので

とりあえず、診てもらわないといけないし、

器具の練習だけでも、と思い、

担当ではない先生でしたが予約を入れました。

これが失敗のもとでした・・・・・・・・・・・・・・

長女は当日、行く前にお昼寝をしてしまい、

寝起きのまま連れて行くことになってしまい、

口を開けるのを嫌がりました。

女医さんは明らかに苛立っています。

わたしも口を開けるように言いましたが

出来たのは歯ブラシとフッ素塗布だけでした。

器具は爪には当てさせてくれましたが

歯はダメでした・・・・・・

「一応3月に検診の予約が入っていますので

また気になるようでしたら予約を入れてください」

とのことで、

苛立っている女医さんに予約を入れて欲しいとは言いづらく、

担当の先生の予約を入れることなく帰宅しました。

そこからも一生懸命歯は磨いていたのですが

なにやら隙間が空いてきている・・・

ので、先日また予約を入れることにしました。

やはり担当の先生は空いておらず、

でもすき間が開いていているので、

担当ではない先生でしたが予約を入れました。

・・・・・・・・・・・・これが大失敗でした・・・・・・・・・・・・・

行く前にはきちんと長女にも説明をし、

「お口に機械を入れるんだよ、お口を開けようね、

ばい菌さんがいたら、歯が痛い痛いなっちゃうからね

やっつけてもらおうね」

と話し、納得をして、歯医者さんへ。

行くと、また違う女医さんです。

目も笑っていません。

嫌な予感・・・・・・・・・・・・・・・・

「さぁ、寝てください。お口に水をかけるからね、口開けて」

と、いきなり器具も入れるもそうですが、

バキュームの音も響き渡り、

長女は固まって動きません。

口を開けない長女に女医さんは前回の人以上にイライラ。

わたしもいきなりそうやってきた女医さんにイライラ。

カルテで共有しているそうなのに、

前回できなかったことも知っているはずなのに

さらにハードルあげてどうする・・・・・・・・・

そして

「ねぇ、お口にばい菌さんがいるの。治療しないといけないの。

だから協力してくれないと先生できないんだけど。

理解できる?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うぉーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!

まだ、3歳前・・・・・・・・

我が家の子だけでしたら申し訳ないですが

そんな言葉は理解できません。

わたしが横で簡単な言葉で言いかえて説明をすると

先生はもっとイライラ。

長女はもう先生の顔すら見ません。

「ねぇ、話してるんだから、こっち見て」

とまで言われる始末。

イライラしていたわたしは

「ちゃんと話してる人の顔見なさいよ!」

と長女を叩き続けました。

結局

「もう時間がないから無理。できない。

ねぇ、先生は歯を治そうとしてるの。

でも協力してくれないんじゃ無理。

同じ年齢でもできる子はいるの。

お母さんがいたらできる子もいる。

次はちゃんとしてくれないと、治せないよ」

と言われ、

「話してるからこっち向いて」

と顔まで向かされる始末。

「いい加減にしなさいよ、もう連れてこない、知らない」

とわたしも長女にキレた・・・・・・

診察を出て、

いつものようにコートをつかんできた長女を払いのけ、

「もう連れてこないから」

と冷たく言い放ち、

雪がちらついていたので

抱っこひもで来たからコートも来ていない長女をそのままに

「予約どうされますか?」

と聞かれたけれど

「いいです!」

と、歯医者さんを出ていきました。

そこからは泣いて走って付いて来る長女を

振り返ることなく置いて歩き帰宅しました。

おうちについて、

涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔と

冷たくなった顔、手足を見て、

頭が冷えてきて・・・・・・・・・・

ただの八つ当たりだ・・・・・・・・・・・・

と自己嫌悪に陥りました。

わたしが頭に来ていたのは

あの歯医者の女医さんです。

対応にも、口調にも、

やり方もすべてに頭に来ていました。

長女は説明されたことと違う、

いきなりあんなことをされて怖かったんですよね。

それなのに、先生と一緒になって怒っていたわたし。

それでも、「ママ」とついてきて、

一生懸命、寒い中、走って

「さむいよぅ!」って言ってたのも無視されても

「ちょーちゃ(長女ちゃん)ひとり、さみしいよぅ!」と泣いても無視され

それでも一生懸命ついてきて

最後は「ごめんなさい」と謝って・・・・

「ごめんなさい」と謝る長女が

泣きそうに顔をゆがめたのに

すぐに真顔になって、

目をぱしぱしさせて、

チックみたいになっていて、

急に頭が冷えました。

「ごめんね、悪かったのはママ。

怖かったよね、歯医者さんもママも」

と言うと、

ぽつりと「ちょーちゃ、こあかった(こわかった)」と言いました。

歯医者さんは子ども対応の得意な歯医者さんに変えることにしました。

こんな形の八つ当たりは

もうしたくない、と思っていたのに

またしてしまいました。

そして、子供は許してくれるんですよね。

笑ってくれるんです。

でも、この子にどれだけもの怖い思いをさせて、

目に見えない傷を心につけてしまったんだろうと思うと

たまりません。

まだまだ未熟だ、と実感させられました。

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