次男の心

ここ数か月はどうしても長男の心のことが気がかりで
つい、長男の心にばかり目がいっていました。
長男の心
それで、次男のことをないがしろにしていたわけではありませんが
最近、次男の様子が少し変わってきました。

幼稚園に入園して約3か月。
お友達の名前もちらほら出てくるようになり、
自分のクラスをうれしそうに言うようになりました。

そして、泣き方が変わってきました。

以前は、わーーー!!!!!と派手に大きな声を出して
ドタドタと走りながら別室へ行く、という泣き方だったのですが
最近は堪えます。

と言うよりも傷ついた、という
目のうるうると、怒られたことへの戸惑い、悲しみ、
そして怖い、という気持ち。

それが泣くまでの間に口が歪み、
ぴくぴくとして、
目がうるうるして・・・・・

傷つけた
そう思って、こちらがどうフォローをしようかと戸惑っていると

やっと絞り出した言葉で
かすれた声で
「もうやだ」

そういって走って別室へ行ってしまいます。

長男にもこのように泣き方が変わった時期がありました。
幼稚園へ行き始めて、やはり3か月くらいの時。

幼稚園で楽しいだけではない、我慢や嫌な思い、
悲しい思いもおそらく経験した頃ではないでしょうか。

少し慣れて、ゆとりが出来てくるからこその、
不安やさみしさが出てくる時期なのだと思います。

そんな時期に
ようやく幼稚園にも慣れて、泣かずに行くようになったし
よかった、よかった、とだけ思うのは危ない。

そう、長男の時に経験していたはずなのに、
次男もまた傷つけてしまいました。

慣れてきたからこそ、
できることもどんどん増えてきたからこそ、
期待も高くなって、
楽しいだけではない集団生活の我慢などにも気が付いて
少し、気持ちが不安定にもなる時期なのだと思います。

長男はこの頃から体調も一気に崩すようになり、
さらに感染症の流行も重なって、幼稚園もお休みがちになりました。

小児科の先生曰く、最初の三か月くらいは
気も張っているし、案外病気ももらってこないんだけど、
3か月を過ぎてくると、緊張も緩んでくるから疲れも重なって
病気をもらって来たり、少し赤ちゃん返りと言うか
さみしさとかにも気が付いて不安になる子もいる
とのことでした。

次男はTHEこども、マイペースな子で
わが道を行くタイプかと思っていたのですが
3歳を過ぎたあたりから変わってきて
人に気を遣うことが増えました。

イライラしていたら、
一生懸命の作り笑顔で
「ママ、大丈夫だよ、ふふ」とフォローをしてくれたり、
長男を怒っていると
「ダメだよ、長男ちゃん」
とわたしの言葉をオウムのように繰り返して注意します。
(これはまたケンカの火種になるのですが・・・・)

次男はどこか、まぁ大丈夫だろうと思っていましたが
そうでもない、
むしろ長男のように表現することが上手ではないのだと感じます。

次男の心も大切に見て行こう、
改めてそう思いました。