七夕のお願い事

最近行ったスーパーに笹の葉があり、
短冊が用意してあり、自由に書けるようになっていました。

スーパーへ入った途端に長男と次男は大興奮!!

「七夕だ!!」
「お願い事を書いてもいい??」
「いい??」

と目をキラキラさせています。

お買い物が終わってからね、と約束をし、
お買い物を済ませると

「いい?」
「いい?」
と。

「いいよ」
と言うと、一目散に笹のほうへ向かいました。

次男はまだ字が書けません。
ですが
「おほしさま、次男ちゃんです、お願いします」
と言いながら何かを書いています。

長男は
「でんしゃのうんてんしゅになりたいです」
と長女の分も同じお願い事を書いていました。

そして
「ママは?ママのお願い事はなに?」
と聞かれました。

・・・・・・・
「穏やかに、みんな元気で過ごせますように、かなぁ?」
「そうなんだ!じゃぁ書いて、書いて!!」
と促されて、
短冊を書きました。

そういえば、こんなイベントも子どもの頃にはうれしかった、わくわくしていたのに
いつの間にか忘れてしまっていたなぁと、しみじみ思いました。

子どもたちのおかげです。

「ささのはさ~らさら~♪」
と歌いながら、うれしそうに書いている長男、次男
それを見ながら踊っている長女を見て
この時間が穏やかだ、ありがたい、と思えました。

イライラすることのほうがまだ多くて
笑っているよりも怒っているか無表情なことが多いのですが
笑っているほうが心も気持ちがいいものです。

一日の少しの時間でも
笑顔でいたり、
そこまでが難しくても微笑む時間が出来たらいいなぁと思います。

「ママ、おりひめさまとひこぼしさまって知ってる?」
「うん、知ってるよ。
七夕の日はお天気になると会えるから、
晴れるといいね」
「そうかぁ!じゃぁ、晴れますようにってもお願いしなきゃ!」

お願い事は貪欲にもあとからあとから出てくるものですが
こうやって、誰かのために、と願えることも少なくなってきました。

たいてい、自分がよりよくなりますように、だと思います。

ほんとうに子どもたちには学ばされます。
今あることに感謝をする、ということも
子どもたちから多く教えてもらいます。

きっとこの誰かのために、と願う気持ちは
大きくなってからも
長男や次男、そして長女にとっても
役立つ、大切な気持ちだと思うので
大切に育てていきたいと思います。

きっと回り回って、
長男、次男、長女を助けることにもなると思うからです。

「情けは人のためならず」
です。

そう願うこともまたエゴなのかもしれませんが。