親を辞める時 救われたママさんからの言葉

ドッジボールのお話の続きの前に
以前に書きました、

親を辞める時
のあとのお話を書きます。

あの日は、とにかく焦っていて

自分の関わりがいけなかった、
どうにかして、長男をがんじがらめのところから逃がさなくちゃ、と

神経質なわたしのところにいるから
こんなことになってしまったんだ、と

自分を責めて、責めて、
でもどうしたらいいのか、
でも早くどうにかしなくちゃ、と
焦っていました。

そのときにちょうど別件で用事があったママさんと
連絡を取っていたのですが

その時のママさんの言葉に
ものすごく救われました。

そのママさんは以前から尊敬しているママさんで
長男と仲良しの男の子のママさんです。
上に女の子もいる、先輩ママさんです。

他の人には話しにくいことも
バカにすることもなく
一生懸命に向き合ってくださって、
経験や知っていることも交えて
丁寧に話してくださいます。

わたしもいつかこうなりたい、
こういう人でありたい、と思うママさんです。

そのママさんが
「先生と合わないとかあるよ」

「みんなそうじゃん!」

「自己顕示欲や承認欲が強いのは男子の特徴。
勝負にこだわらないと勉強もスポーツも伸びません」

「なんでも僕はできると思うのは、こども特有の万能感。
これがないと自尊心が育たない」

「わたしちゃんががんばって、長男くんの自尊心を育ててあげたんだよ」

「劣等感を植え付けようとする先生なら、
わたしちゃんが長男くんを支えてあげてね」

「幼稚園や小学校で人間関係に行き詰るなら
新しく人間関係を作って、息抜きさせてあげるといいよ」

「激しい男子は何度も親呼び出しを食らうみたいだけど、
それがあったからまともに育ったと先輩ママも言っていたよ」

「親も耐性つけて、男子子育てがんばろうね!」

これらの言葉で

焦っていた気持ちと
働くなっていた頭が

ようやく氷解して

やるべきことが見えて

長男と向き合うことができるようになりました。

ほんとうに感謝してもしきれません。

ただただ、
先生だからと言って
すべて正しいわけではないこと。

見るのは子供のこと。

長男に「先生好き?」と聞くと
「・・・・・・・・う~ん・・・・・・ちょっと・・・・・かな。好きなの」

と正直に話してくれました。

先生からの評価は低いですし、
「怒られている理由がわかっていません」
なので、毎日のように怒られてきます。

長男は「怒られないように」過ごしています。

でもそれでは小学校へ行く意味はありません。

「先生に怒られないため」に行動することは
生きていくための学びではありません。

「先生に怒られないため」に考えるのは
小学校で学ぶことではありません。

長男にとって自信を持っていけることを
作って行けるようにサポートをする、

それが今わたしができることだと
わかりました。

なので、毎日の出来事、
特に注意されたことは繰り返さないように話し合いました。

小学校以外の人間関係を、居場所を作るために
ドッジボールを勧めました。

あとは、長男が安心していられるように
強い味方でいることだけです。