泣いたあとの点状出血

先日から長女は鼻水がひどく、
量も多くて
とうとう色がついてきたので
(汚い話ですみません)
お鼻の吸引へ行くことにしました。

久々の小児科です。

長女は長男や次男に比べて
病院へ行く機会が少ないです。

これが女の子か・・・・!

病気に強いという女の子か・・・・・!!!

と勝手に感動していました。

そんなわけで久々に小児科へ行くと
長女はただただ遊びに来たくらいの感覚で
おもちゃなどで遊び始めました。

長女には小児科へ行く前に
「お鼻から鼻水がすごく出てて
苦しいから取ってもらおうね」
と説明していましたが
「わかったー」とだけ言っていて
理解をしているかは怪しかったのです。

処置室に呼ばれても
すたすたと付いてきました。

あぁ・・・・これから処置が・・・
しかも結構痛い、怖い処置が・・・・・

と、こちらが構えていると
処置台を見て、
怖かったことをされた、と言う記憶がよみがえってきたようで
身体がこわばっていきました。

ここの小児科では
親が子供を押さえつけて処置をします。

一般的には
小児科の処置では親は外に出されます。
子供は怖い思いをしたときに親に助けを求めます。
その時に親が助けてくれない、
ましてや自分が怖い思いをしているときに
親も一緒になって逃げられないように押さえつけているなんて
子供からしたらトラウマ物の経験となります。

なので、処置の時には
親は外で待つのです。

子供の泣き声がする中
外で待つのはとても苦しいです。
長男の入院

痛みを変わってあげられないことを
突きつけられるからです。

近くにいても
外で待たされても
処置の時には親はツラいものです。

しかし、今回の小児科では
お鼻の吸引で押さえつけるのは親。

出来る限り穏やかに
「お鼻吸ったら気持ちよくなるよ~
たくさん眠れるよ~」
と話しかけながら押さえます。

そして、中途半端に押さえたら危ないのと、
かえって処置は長引いてしまうので
押さえる時にはしっかりと押さえます。

長女は顔が真っ赤になって大泣きをしました。

しかも鼻がまだかめないので
鼻水が大量で
いくら吸っても、
どんどんあふれてきます。

長い時間の処置を終えて終わった時には
長女のお顔は真っ赤
涙でお洋服まで濡れていました。

わたしにしがみついて離れないまま
小児科を出て
「ちょーちゃ(長女ちゃん)、こあかった(怖かった)」
と帰り道も泣き続けていました。

そして、帰ってきたら
目は腫れているし、
目の周りにぶつぶつが・・・・

目が痛い、と泣くので
目のほうが原因か?と
見てみましたが
まつげが入っていたようで
取ると
「いたない(痛くない)」と笑って遊び始めました。

そのあともまぶたまで広がりました。

目が見えにくい、ということもなく
機嫌もいいです。

今まで初めてで
他の場所に急に出てきたり、ということもない。

ということは・・・・・・

これは泣きすぎて
目の周りの細い血管が破れて
出血してしまった
「点状出血」かと思われます。

通常、点状出血は
血小板(血を固める働きがある)
の数が少なくなったりして
機能が低下した時に起こるものです。

しかし、子供では激しく泣いた後や
嘔吐した後などに
顔の柔らかい部分、
目の周りなどに起こることがあります。

数日、目の様子も観察しながら
様子を見ることにしました。

次の日の朝には目の腫れも少し落ち着き、
夜には腫れもなくなり、
点状出血だけとなりました。
3日目の朝には点状出血も消え、
目も見えにくいなどの様子も見られません。

しかし・・・・・・・・・・

3日後にはまた鼻水が大量に・・・・・

小児科へ行くことにしました。

長女はやはり処置室でこわばりましたが
吸ってもらったら、すっきりする、ということを
覚えたからなのか、
前回よりも抵抗は少なく、
その分早く終わりました。

小児科でに点状出血の話をしたら
「あらら~大変だったわねぇ」と
言われました。

そして、また帰ったら
点状出血が・・・・・

まだ2歳。

血管も弱いのですね。