公園遊びをしていた時のことです。
よくアスレチックなどにある、ターザンロープ。
綱につかまって飛び乗り、上にある滑車がシャーッと滑るものです。
風を切って進み、ほんとうにハマると楽しいんですよね。
お友達や長男の同世代の子たちが楽しそうに遊んでいました。
その日は主人も途中から来てくれたので、
わたしも気持ちがいくらかふんわりしていたのだと思います。
いつものように三人を一人で見るということから少し解放された気がして
ぎらぎらとした緊張感も薄れていました。
そんなときに長女と同じくらいのよちよち歩きのお子さんが
そのターザンロープの進む道を歩いていました。
「あ・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と思った時には時すでに遅し。
ターザンロープに乗っていた子がよけきれるはずもなく、
歩いていた子に後ろから激突。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すぐに乗っていた子は
「ごめんなさい!!!ごめんなさい!!!!ほんとうにごめんなさい!!!!!!!!!!!!」
と号泣をして降りてママのところへ。
まずサッと見たらお口が切れていることもなく
出血もなし。
大泣きしているので少し安心。
しかし、そのよちよち歩きのお子さんのママさんがいません。
「ママはどこ??!この子のママはどこですか??!!」
と呼んでも周りにママらしき人がいません。
その間も号泣しているお子さん。
抱っこしても泣き止むこともなければ、
親も来ない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どういうこと?????・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくして、視界に入っていなかったような遠くからママさんが笑いながらやってきました。
「あら、あら~どうしたの、すみません」
「ターザンロープのところを歩いていて、(遊んでいた子と)激突しまして、すみません」
とぶつかってしまった子のママが謝っています。
「いいんですよ~大丈夫ですから」
と笑っているママさんの前でぶつかってしまった子が大号泣。
「ごめんなさい!!!ほんとうにごめんなさい!!!」
と軽くパニックになるほどに泣いています。
「あら!あらら!大丈夫よ」
とここで、ぶつけた子が泣いている子にも気が付き慌て始めたママさん。
わたしはそこでその場を離れましたが、
もうなんといっていいやら、もやもやイライラです。
わたしも自分の子供をしっかり見きれていないので
偉そうにも言えないし、
だからもやもやもするのですが、
なんでよちよち歩きの子をあれだけ放っておけるのでしょうか。
明らかに視界に入っていないようなところからやってきました。
あんなに大号泣したのにやってこなかったのはなぜ。
同じ年くらいの子供が泣いていたら、自分の子供は?と確認とかしないのでしょうか。
公園から道路へ出るリスクもまだあるんだし、
誘拐とかも怖いご時世です。
おしゃべりをしていたのかはわかりませんが、
自分の子供に何かあってからでは遅いのです。
さらに今回で言えば、遊んでいた子もパニックになるほどに号泣して謝っています。
もちろん、人がいるときにターザンロープをしてしまったことが一番危なかったのですが
きちんと見ていたらまずそこに立ち入らせません。
ブランコをしているときにブランコの柵の中に入っていくようなものです。
一度したら止まることができないのだから
ぶつけてしまったほうにも目には見えない傷ができます。
自分の子供が小さくてもこういう風にして人を傷つけてしまうこともあるのです。
なぜ子どもを見ていないのでしょうか。
そうしていなくなって、泣いていて、他の人に抱っこをされているのに
笑ってくることができるのでしょうか。
甚だ疑問です。