幼稚園児のおもしろいエピソード 結婚

ある日、いつものようにバス停へお迎えに行くと
長男が浮かない顔で幼稚園バスから降りてきました。

「どうしたの?」
と聞いても
「なにもないよ」
と。

長男は肝心なことは言わないことが多いし、
最近では心が心配だなと思うことがあったので
少し踏み込んでみようと思いました。
長男の心

おうちに帰ってきて
制服を着替えたり、手を洗ったりとバタバタとして、
おやつを食べながらビデオを見せていました。

わたしはお弁当箱を洗ったり、お洗濯ものを取り込んだりと
夕方の慌ただしさへ突入する前にやるべきことを
バタバタとしていたのですが
ちらちらと長男を気にしてみていても
なんとなく元気がない。

「長男くん、眠い?」
と聞いても
「眠くないよ」
と。

おもちゃで遊び始めたときに
「今日は幼稚園で何をしたの?」
と聞いたら
「遊んだよ」
と簡単に答えます。

うぅむ・・・・・うまくいきません。

「そうかぁ。誰と遊んだの?」
「えとね、Kちゃんとか、KくんとかAちゃん。」

いつもの仲良しのお友達です。

何か行き違いとかがあったのかなぁ?
とか考えていると、

「ママ、あのね、Aちゃんに大好きって言われたのに
結婚しようって言われたよ」
と悲しそうな顔で長男が言ってきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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幼稚園児でそんなことを言うことにも驚きましたし、
長男が悲しそうな顔をしていることもよくわかりません。

「それはAちゃんが長男くんのことが大好きだからずっと一緒にいようってことじゃないの???」
「そうなの?ママ、結婚ってなぁに?」

・・・・・・・・・・・・・そうか・・・・・・・・・・・・
長男は結婚の意味がわかってなかったのか・・・・・・・・・

と思わず、がくっとマンガのようになりましたが、
「結婚」と言うものを5歳児に教えることはすごく難しいです。

シンプルに伝えることにしました。

「結婚っていうのはずっと一緒にいるってことだよ。
家族になるの」

「へぇ~そうなんだぁ。じゃぁ、ママはパパと結婚したの?」
「そうだよ」
「じゃぁ、長男くんもだね。次男ちゃんも長女ちゃんもみんな一緒にいるもんね」
「うん、みんな家族だよ。でも結婚するのはひとりなんだよ」
「そうなんだ。」
「そう。だから長男くんもずっと一緒にいたいって思える人と出逢えるといいね」
「うん!」

うまく伝わったかはわかりませんでしたが
長男は納得してくれたようでした。

ホッとして、
少し、あぁ、長男もそんなことを話すような年齢になってきたのかぁ、と成長を感じて
ほっこりしていたら

「あ、ママ、AちゃんはKくんにも結婚しようって言ってたよ、ひとりだけならどうするんだろう・・・・」
とまた困り顔。

「きっとAちゃんは今はたくさん一緒にいたい人がいるんだね
でも大きくなるまでにひとりを選ぶんだよ、だから大丈夫よ」
「そうかぁ!」
と笑顔になったので、
あぁ、よかったっと思えたし、
なんだかおもしろいって思いました。

子どもの発想はわたしの想像の域を軽々と超えていきます。
おもしろい、と思えることもありがたいなぁと思います。

これからの長男がまた楽しみになりました^^

そんなことを思っていたら
数日後、今度はKくんから結婚しようと言われて
ひとりしか選べないことに悩む長男を見ることになったのです。