ヘルパンギーナにかかった!登園の目安は?

今年は我が家ではどうやらヘルパンギーナの当たり年らしく、
夏休み中、そしてまた今月に入ってからも蔓延しております。

夏休み中のときには
まず長男が夏季の水泳授業から帰宅した時にフラフラで帰ってきました。
倒れこむように帰ってきて、そのまま寝てしまいました。
身体は焼けるように熱く、39度。
最初は熱中症かと思いました。

そのすぐ後、同じく夏季保育から帰宅した次男が
「キツイ・・・」と言い出しました。
しかし、その日は母と妹が来てくれていたので楽しさもあり、まだ元気でした。

そこで、午後の診療までの間に母と妹に子どもたちを預けて買い出しに行くことにしました。

ちょうど買い出しに行こうと思っていた日で
いろいろなものが不足していたのです。

帰宅すると、そこにはぐったりとして涙を浮かべる次男。
あいかわらずぐったりの長男。

慌てて病院へ連れて行くと
ヘルパンギーナです、とのことでした。

ヘルパンギーナの特徴は突然の発熱です。
しかし、幼児に多いと聞いていたので、長男の症状では熱中症かと思いました。

その後、嘔吐も繰り返し、
喉に水泡が出来ているため食事はもちろんのこと
水分を摂ることもままなりませんでした。

脱水の危険性のある時にはOS-1のような体液に近いものを摂取すると良いと言われていますが
我が家の子供たちはそのたぐいのものは好きではなく、
ポカリスエットなどのスポーツ飲料と言われるものも飲みたがりません。

しかし、季節は真夏。
ただでさえ、脱水のリスクが高いのです。

なので、わたしは麦茶(のどごしがよかったようで冷たいものを飲んでくれました)、
ゼリー、ヨーグルトで水分補給を促しました。

さらに二人とも嘔吐祭りで、
夜中も交互に起こされるという苦行を受けました。

しかし、次の日には二人ともケロッとしていて、
長女に移ることもなく、あっさりとよくなりました。

夏休み中であったので治癒証明書は急ぎませんでしたが
次男の幼稚園では出席停止となります。

治癒証明の基準となるのは
「解熱していること」
「飲食が可能になっていること」
つまり全身状態が落ち着いたら、ということだそうです。

明確な基準はないのです。

ヘルパンギーナは手足口病やプール熱などと同じ夏風邪の一種です。

特効薬もありません。

なので症状に対しての治療となり、
解熱剤や脱水予防が主となります。

ウィルスも排出は1か月ほど続くので
その間ずっと人と接することや出席を停止するわけにもいかないのです。

なので上記のような治癒証明、登園基準になります。

おそらく園での基準も設けられていると思いますので
かかったときには確認をしてみてください。

それくらいに幼児はかかりやすい病気と言えます。

ちなみに流行時期は6月から8月が多いとされています。

そして、今年は9月の終わりくらいでも
次男の幼稚園は流行しており、
次男ももらってきました。

今回はまだ長男はかかっていませんが、
長女が移りました。

兄弟がいると誰かしらに回りますね。
長女が初めてかかったのですが、
やはり身体も小さいだけあって、
脱水もなりやすく、
ボーッとして、
口が痛いと泣く、の繰り返しです。

10月だから、と油断をしていました。

まだまだ油断大敵。
これからはインフルエンザなども怖いですね。

身体には子供たちはもちろんのこと、
大人である自分も気を付けたいものです。

自分が倒れたら、
おうちは回らなくなると思いますし(T_T)