子供が信じる世界と現実 親の対応を模索する

ある日のことです。

スーパーへお買い物に行ったのですが
そこのスーパーには百均があって、
ゴミ袋などを買いたかったので立ち寄りました。

すると長男と次男は
「これ買っていい?」
とおもちゃを持ってきました。

長男はお豆をおはしでつかむゲーム?をするおもちゃ。

no-23132 おはしの練習 おはしの達人セット

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価格:324円(税込、送料別)

次男は輪ゴムで飛ぶ飛行機?です。

100円なので気持ちよく自由に選ばせることが出来ました。
ちなみに長女はおままごとセットです。

すぐに壊してしまったのですが
100円なのであきらめもつきました。

すると、次男が
「ねぇ、たけこんぼまた買いに行こう」
と言い出しました。

たけこんぼ・・・・
おそらく竹トンボです。

また、ということは
飛ばして遊ぶものが楽しかったのかなぁと思いました。

「そうだね、探しに行こうね」
と話すと
目をキラキラさせて、
「うん!ありあと(ありがとう)!!」
と大喜びです。

その日から毎朝
「たけこんぼ買いに行こう」
コールがあり、
口を開けば
「たけこんぼ」

早く見つけてあげよう・・・・

とおうちから近い百均に行ったのですが
ない・・・・・・・

二軒回ってもない・・・・・

ここにもなかったら
実家の近くのほうで探すか、
もう手作りか・・・・・

と思っていたら、
三軒目にしてようやく発見!!!!!

「次男ちゃん!!あったよ!!!!!」
と言うと
長男と長女までもが大喜び!

念願の竹トンボです^^

おうちへ帰り、
さっそく開けて、軸の部分と羽根の部分を接続します。

次男はわくわくして
「はい、やって」
と言うので飛ばしてみました。

「わぁ~しゅごいね(すごいね)^^!!」
とさらに目がキラキラ☆

遊んでいるなぁと思って、
いろいろ用事をしていると
「ママ、つけて」
と。

????????
どこにつけるんだ????

と思ったら・・・・・・・

まさかの
”頭”

「ママ、くっつかない;;
飛ばないよ;;」

次男はタケコプターのつもりで
竹とんぼを探していたのです。

ものすごく心が痛みました・・・・・

「次男ちゃん、これはね、タケコプターじゃないの」

次男のお口が歪み、
眉はハの時になり
目は不安げになり、
涙が溜まります。

「・・・・・・・・もうやだ」

・・・・・・・・・・!!!!!!!!!

どこから説明したらいいのでしょうか

まず、タケコプターが売っていないこと
タケコプターがないこと

というかドラえもんが未来の世界の人なこと

いや、ドラえもんは物語の人であること

「これはタケコプターじゃないんだよ、
ごめんね、次男ちゃん」
これがそのとき言えた精一杯でした。

しかし、次男は
「じゃぁ、タケコプターを買いに行こう!」
と、
竹とんぼとタケコプターを間違えただけだったんだ、と
また希望を取り戻したようで
明るくなりました。

どうしよう・・・・・

とりあえず、その日はもう遅かったので寝ることにして
タケコプター論争は持ち越しとしました。

寝る前にも一生懸命頭に竹とんぼを付けようと
セロハンテープを付けたりしている次男を見ると
どう説明したらいいのか、
皆目見当もつきません・・・・・・