迷子になった次男

えりぃです。

備忘録シリーズです。

先日、リサイクルショップへ行っていて、

ちょうどいいなぁと思う

お手頃テレビ台があって

しばらく色々考えながら見ていたんです。

なにせお部屋は狭い、汚い我が家。

整理した気持ちはあるんです。

その間、長女はお昼寝をしていたので

ベビーカーでぐっすり。

長男と次男はそばにあったおもちゃなどを見ていました。

「壊さないようにね」

「売り物だから見るだけね」

と伝えて、また横のテレビ台とにらめっこ。

ここで、わたしが油断していたんです。

一番うろちょろして危ない長女は寝ている。

もう長男も次男も言ったらわかるし、

リサイクルショップでいろいろなものが置いてあるとはいえ、

姿が見える場所、隣にいるから大丈夫。

そう思ったんです。

配送や、詳しい値段などについても聞いてみよう、と思い、

その場を離れました。

「少しの間だし」

「人も多くないし」

「すぐにわかるだろう」

くらいの軽い気持ちだったんです。

そして、店員さんに声をかけ、

テレビ台のところで2~3分話して、

やっぱり、購入は見送ろう、と決め、

ふと見ると、長男しかいません。

あれ?どこに行ったかな?

でも、すぐその辺にいるだろう、

リサイクルショップの棚などに隠れて

姿が見えないだけ・・・

なんて思っていたら、

ほんとうに近くにいません。

あれ?

とちょっと焦りもあり、

きょろきょろしながら

出口の方へ向かって歩いていくと、

ちょうど出口近くの棚の間を走っている次男を発見!!

走っていた姿を見て

「次男ちゃん!」

と声をかけると
次男は慌てて振り返り、
駆け寄ってきて

「ごめんなさい!」

と、わたしの抱き着いて、泣き出しました。

わたしの近くでおもちゃを見ていたのに

ちょうどわたしが店員さんを呼びに行って、

いなくなったタイミングで
みんながいない事に気が付き、

慌てて2階まで探しに行ったそうです。

外に行ったのかな、

置いて行かれたのかな、と思った・・・・

と泣いて教えてくれました。

大声を出すこともなく、

不安な中、

走って探し回っていたんだと思うと

胸を締め付けられました。

と、同時に

昨今、怖い事件もたくさんあって

お買い物に夢中になっている間に事件に巻き込まれる、ということもあります。

次男なんて、お店だから、と思ったのか

大声すら出さず、

ひとり不安を抱えて走り回って探していました。

そんなときに声をかけてくる大人がいたら?

一緒に探してあげるよ、とか

優しい言葉で近づいてくる人がいたら?

付いて行ってしまっていたかもしれません。

わたしの、「大丈夫だろう」が

取り返しのつかないことになっていたのかもしれないんです。

そう思ったら、ぞっとして、

今わたしに抱き着い泣いている次男の感触と温かさが

どれだけ大事なものなのか、

痛感しました。

次男には本当に申し訳ないことをしました。

戒めのための備忘録です。

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