長男の卵アレルギー

我が家の長男は卵アレルギーです。

一番最初の離乳食でお顔が真っ赤になりました。

お水とお米しか使っていなかったし、わたし自身が面倒
+離乳食はできるだけ遅くから始めたほうが消化機能が発達してくるのでいい、
という考えから7か月をすぎてから始めました。

ほぼ8か月だったと思います^^;

だから湿疹が出たときには衝撃でした。

気を付けていたし、まだアレルギーが出そうなものは食べていない
(お水とお米のみ)のになんで!!??

しかし出てしまったものは仕方がありません。

長男は小さく生まれたので一年間小児科でのフォローを受けていました。
長男妊娠中
長男妊娠からの出産
なので出産した病院の小児科の先生に相談。

採血の結果、
お米やお水ではなく、
卵(卵黄、卵白、オボムコイド:卵白を加熱したもの)、鮭、ピーナッツに
アレルギー反応があるとのことでした。 

長男は卵は完全除去、
鮭やピーナッツは時期を見て負荷検査をしていきましょうとのことでした。

鮭は1歳過ぎの負荷試験で大量に食べなければよい、と許可が出ました。
徐々に量を増やして、今は普通に食べたいだけ食べています。
ピーナッツは2歳過ぎで陰性になりました。

ふたつとも大好きでよく食べているのでほんとうによかったです。

卵はオボムコイドも陽性だったので加熱したものも食べられない、
つまりから揚げなどのつなぎはもちろんのこと、パンやクッキーも食べられません。

おいしいケーキやパンの味を知っているものとしてはすごく悲しかったです。

ただ悲しんでいる暇はなく、これからの長男の生活の心配が大きかったです。

集団生活に入った時にお友達と同じものを食べることができない。
それを本人に教えていくこと。
うっかりお友達のものを食べてしまったら危ないことを教えること。

一度、まさか入っているとは思わず確認しなかったジェラートに入っていて、
アレルギー反応が出てしまい、入院させてしまったことがありました。

それからは卵が入っているかどうか、お買い物のときに注意深くみるようになりました。
ハムは生ハムしかサラダに使えないし、
ベーコンにも卵白が入っていることを知りました。

そして、長男にはお買い物のたびに一緒に
「これは卵が入っているから食べられないね」と話しながら探し、
今では「これは卵入ってる?」と欲しいものは聞いてくるようになりました。
また自分でわかっているものは手に取らないようになりました。

小さいうちは頭で危険を理解するよりも欲しいという気持ちが勝ってしまい、
口にしてしまうのでは、と心配でしたが、
日々のお買い物やお料理などを通して伝えていくことで
本人の生活にも浸透していったように思います。

そして、長男のおかげで、幼稚園や児童館などで出会うお子さんたちにも
むやみやたらにお菓子などを渡すことはなくなりました。

食べていると欲しがるお子さんもたくさんいますが、
やはり怖いのはアレルギーで、
特に小さなお子さんは危険よりも欲しい気持ちが大きく、
「ちょうだい」と言ったり、
欲しいと行動で表したりします。

食べられる子には分けてあげたいものですが、
責任は取れませんので
「ごめんね、アレルギーとか怖いからあげられないの」と伝えます。

以前は小学生くらいの子が
「ちょうだい!」と長男と次男のお菓子を手から取っていきましたが
(それもまたどうかと思いますが・・・)
同じように「アレルギーが云々・・・・・」と伝えて返してもらいました。

「アレルギーないよ!」と言うので、
うぅむ・・・と思いましたし、
意地悪をしているみたいで気分も悪かったのですが、
責任は持てない!と断固として渡さなかったのですが、
後になって「あれとこれとあと、あれも食べられない」とアレルギー満載の事実を知りました。

渡さなくてよかった・・・・・・・・・・・

とぞっとしたのを覚えています。

そうして、長男もまだまだ理性よりも
欲しい願望が強くなることがあってもおかしくない年頃です。
気を付けないといけないと思いました。

たくさんの我慢もさせてしまっているし、
食べることの楽しみまで興味がなくなってしまうことはかわいそうなので、
長男はお料理に興味があるので、
できる限り一緒にお台所に立つようにして、
作る過程の楽しみなどを味わえるようにしています。

幼稚園のお給食では
卵なしの同じメニューを持たせてあげられるように
クックパッドを活用したりしています。

もちろんわたしが無理のない範囲で、になるので、
市販の冷凍食品になることや別メニューになることも多々ありますが^^;

そんな長男も今年の夏にいよいよ卵の負荷試験のために入院予定です。

どきどきと緊張でわたしまで落ち着きませんが、
一緒にフレンチトーストとか食べられるようになるといいかなぁと期待もしていたりします。