「悔しい」気持ちを経験をする

気が付けば運動会が今月となっていました^^;

バタバタとしていたり、
自分の体調が落ち着かない中でも
子どもたちは元気なので遊びに連れて行ったりもしていたら
疲れも倍増で
最近は子どもたちと一緒に寝てしまうことが常となってしまっていました。

幼稚園へお迎えに行くと
子どもたちが元気に運動会の練習をしていて、
長男はリレーの順番を決めたんだよ、と報告してくれたり、
次男はお遊戯の踊りを歌付きで披露してくれたりしています。

リレーではほんとうは2回走りたかったのに
じゃんけんに負けたり
他に足の速い子がいて2回走ることが出来なかった、
しかもいつも長男はふざけているから順番はここ!と言われてしまったようで
悲しかった、とも話していました。

悲しかったね、悔しかったね。
じゃぁ、どうしたらいいかな。
と話すと

「真面目にやる」

と長男自らの答えを出したので

なら、きちんとやるときには一生懸命にやろう。
すぐにはわかってもらえなくても
一生懸命にやっていることは必ずみんなに見てもらえるようになるからね。

と伝えました。

この対応が正しいものなのかはわかりません。

ただ、最近長男の中で少し変化が見られるようになってきたことは確かです。

あるときにはスイミングで試験がありました。
テストに合格すると次のクラスへステップアップするのです。

そのときに長男は合格することができませんでした。

試験が終わって戻ってきたときには
いつもは笑顔で「ママー!」とやってきたかと思うと
すぐに調子に乗ってお友達のところを渡り歩くのですが、
その日は違って、複雑な表情で戻ってきて
「真面目にやったのに、少し身体が浮いてしまっていて合格できなかった」
と落ち込んでいました。

さらに追い打ちをかけたのが
次男がテストに合格したことでした。

「次男ちゃん合格だったよー!」
とうれしそうにやってくる次男。

次男が合格したということは次から次男と長男は同じクラスになるのです。

次男には「おめでとう、またがんばろうね!」と伝えて着替えをさせました。

そうして長男には
「悔しかったね。
でもきちんと一生懸命に、ふざけないでまじめにやってきたんでしょう?
できなかったところもわかってる。
じゃぁ、次は大丈夫だよ。
一生懸命にまじめにやっていけば合格できるよ。
身体が浮かないようにもぐれるように練習していこう」
と話すと

「うん。わかった。
がんばるよ。次のテストの時には合格する」
とようやく顔を上げてくれました。

悔しいという気持ちを経験できたことは
ものすごく貴重な体験だと思います。

次男はテストにはさらりと合格しましたが
兄弟間で長男には出来て自分には来ないことが多々あり
よく「悔しい」と漏らしています。

そういう意味では長男は悔しいという気持ちは
今まで味わうことがなかなかなかったように思います。

この貴重な経験を通して
さらに成長していける、そのように思います。

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