今朝の出来事です。
次男と長女がおもちゃを取り合ってケンカしていました。
それがまたマンガに出てきそうなくらいわかりやすい、リアルな取り合いです。
あまりにもベタな取り合いに、思わず、
「みてみて、おおちゃの取り合いしてるよ(笑)」
と主人に声をかけました。
主人からしたら、朝の忙しい時に何をしているんだ、というところでしょうが、
わたしは妙におもしろくて笑ってしまいました。
「次男、長女ちゃんにおもちゃを貸してあげて。おにいちゃんだろう?」
と。
次男は一言、
「やだ」
と。
あぁ、そりゃいやだよね。うん。
しかも取り合っていたおもちゃは次男がばぁばぁに買ってもらった、ベビーカーにつけるハンドルのようなもので、
ボタンを押すと音楽が流れるもの。
長女は最近、音楽の流れるものがお気に入りだから、お互に譲りません。
これは先が思いやられるなぁ・・・・・と思いながら、
「次男ちゃん、順番ばんは?少し貸してあげてからまた遊んだら?」
と言うと、
「やだ。だってこれは次男ちゃんがばぁばぁから買ってもらったも(もの)!」
と聞きません。
「じゃぁ、こうやって使うんだよって教えてあげてくれる?」
「やだ」
もう・・・・・・・・・・さすがにイライラ。
「少しだけ貸してあげて」
と取り上げて、長女へ。
長女は一生懸命振りますが音が鳴らなくて首をかしげています。
「ほら!長女ちゃん、難しいでしょう?次男ちゃんが上手だからやってもらおう!」
と、次男へおもちゃを渡しました。
すかさず、長女にはお気に入りのマラカスを。
なんとかしっくりしたようでお互いに遊びはじめ、主人を送り出しました。
お見送りを終え、戻ってくると、
次男が「長女ちゃん、さっきはごめんね。はい」とおもちゃを渡しました。
おぉぉぉおぉぉおおおおーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
すごい!!!
と拍手をしたら、次男は少し得意げに、
「長女ちゃん、使っていいよ」と。
長女も次男をみてニコニコ。
「次男ちゃん、やさしいねぇ~貸してあげられたの、偉かったね!」
と言うと、もう満面の笑顔!
そんなやりとりを見ていた長男が
「長男くんは?」というので、
「いつも長男くんが次男ちゃんにやさしくしてくれて、おもちゃも貸してあげたりするから、
次男ちゃんはおもちゃを貸してあげることができたんだよ。ありがとう。長男くんはやさしいよ」
と言うと、
「ありがとう!」
と元気に遊びに加わっていきました。
このわたしの対応が正しかったのかはわかりません。
ただ、わたしはできるだけ「おにいちゃんだから」とかは言わないようにしています。
お兄ちゃんだから我慢しないといけない→弟が、妹がいるから我慢しないといけない→
この子がいるから我慢しないといけない
となることが怖いからです。
しかし、ほかにも小さい子には優しく、とかはもしかしたらおにいちゃんだから、で養われていく気持ちかもしれません。
今は、この場面はこの対応でよかったのかな、と思います。
こうやって試行錯誤しながら子どもたちと一緒に学んで、成長していきたいと思います。