最近、我が家ではちょっとしたドラえもんブームです。
車に乗るときに妹がDVDを見せてくれて、おもしろかったようです。
わたしもドラえもんは好きで小さいころはよく見ていました。
特に映画は泣けるので見入ってしまいます。
昨日はのび太君のおばあちゃんのお話をしていました。
亡くなってしまったおばあちゃんに一目でいいから会いたい、とタイムマシンで訪ねていくのです。
3歳の時ののび太君はわがままさんに描かれていました。
でもきっとそれは3歳児らしい3歳児です。
欲しいものは欲しいと泣き、ときには無理をいって駄々をこねる。
のび太君は秋口なのに花火が欲しいと言っていました。
もちろん、どこを探してもありません。
でもおばあちゃんは探し続けます。
それこそ町中を探し回るのです。
途中で寝てしまったのび太君をおんぶしながらでも探し回るのです。
今と違って、季節のものはその時期にしかなかっただろうし、
だからこそより魅力的だったようにも思います。
花火はさすがに夏以外ではあまり見かけないかもしれませんが^^;
のび太君は起きて、なかったことを聞くと、
「おばあちゃんなんか嫌いだ!どっかいけ!」
と言ってしまいます。
おばあちゃんは
「はいはい」
といつものにこにこ穏やかな顔でその場を離れます。
でも目は少しさみしそうに見えました。
おうちでくまのぬいぐるみを繕っているおばあちゃんは
なんと自分のお洋服・・・・じゃない、お着物を切って繕っています。
もう喉が、かーーーっと熱くなりました。
そうしてのび太君とお話をする場面で、おばあちゃんが一言。
「わたしは構いすぎたんだろうねぇ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・どーーーーーーーーーーーーーーーーーーんんんんん!!!!!!!!!
いろんな思いが交錯して、もう子どもたちよりもきっと食い入ってみていたと思います。
かわいいからこそ、いろいろしてあげたくなる。
でも子どもは子どもなりの成長を遂げる。
でもきっとそのときののび太君が3歳児らしい3歳児であったこと。
今ののび太君が素直で優しい子にすくすくと育っているのは他ならぬおばあちゃんの愛情があったからだと思います。
昔とは違った目線でドラえもんを見ることができるようになったんだなぁと感じて、
またいろいろ見てみたいと思いました。
いろんな発見がありそうです。