長男の心、その後2

長男がどうも幼稚園でやられているようです。
先日幼稚園のお友達と遊んだ後にママさんが教えてくださいました。

わたしは薄々感じていました。
ママさん地獄

そんなわたしが関わりから得た処世術は「できる限り関わらない」です。
「無理に仲良くする」ではありません。

強い男の子はきっと生きる本能も強くて、いわゆる男らしい男の子なのでしょう。

長男には小さい頃から「みんなと仲良くしなさい」だったし、
「暴力はいけません」だったし、
わたしはとにかく恐怖の大魔王で怒り狂っています。

ほんとうは長男は仕返ししたいのかもしれません。
怒って、手を挙げたいのかもしれません。

いつだったか、「長男くんね、実は戦いごっこしてるの」と教えてくれたことがあります。
「ママ、怒る?」と言われたので
「いや、元気に楽しく遊んでるのならいいんだよ。お怪我しないようにね」と言ったら、
すごくうれしそうに「うん!」と笑っていました。

あぁ、幼稚園など目の行き届かないところでもわたしに怒られることを恐れているんだなぁと
しつけではなくて、ただの怒りの八つ当たりであって、
それはわたしの考えの押しつけなんだと思い、情けなくなりました。

長男がどう考えているのかわかりません。

ただ、長男の人生は長男の人生であって、長男が生きていくのです。
わたしが代わりに歩むことはできません。
いろんな経験を通して、自分の足で歩む力を身につけていってほしいです。

時には見守る忍耐に心折れそうになることもあるかもしれません。
しかし、それが親の役目でもあると思うので
今この経験も長男にとってとても大きな貴重な糧になるように、
それが長男の生きる本能、力となっていきますように。