次男の初めてのお泊り

先日の次男の発表会の後、次男は実家へお泊りに行きました。

お泊りです。

本人が行く、と言ったので、ひとりで泊まってみるのもいい経験になるか、と主人の勧めもあり、行かせてみました。

半分ひやひや、半分心配、と複雑です。

以前、昼間に用事があり、どうしても連れて行けなかったので実家に預かってもらったことがありました。

朝に「次男ちゃんも行くよ」とパジャマのままジャンバーを着てついてこようとしたことがあったので、
夜は大丈夫だろうか、とか朝起きてぐずるのではないか、とか
でもお昼寝をしていないし、発表会のあとで疲れもあるだろうし、行きの車の中で寝てしまうかな、とか。

次の日は前々から楽しみにしていたお友達のおうちに遊びに行くのにどうしよう、とか。

長男は次の日に幼稚園があるため行けません。
次男ひとりだけのお泊りです。

行くまでが心配でしたが、行ってしまえばもうあとはどうすることもできないので
案外どーんと構えていられました。

ただ・・・・・・・・・・・

長男が大変でした。

初めは両親を独り占めできる!くらいに思っているのかなぁと思っていたのですが、
長男の心はより先を行っていました。

「次男ちゃん、こわくないかな?さみしくないかな?」
と、いつもならもう寝ている時間(20時)を過ぎてもずっと興奮しています。

「次男ちゃんにお電話してもいい?」
と言うのでかけてみたら、次男はあっけらかーんとして楽しんでいた模様。

それでも長男は
「次男ちゃんが心配。さみしくなってきた。」
「次男ちゃんに会いたい」
とべそをかいています。

主人は
「お前が行きたいだけだろ!」
と怒っていましたが、
ふと思い出しました。

わたしは3人兄弟の一番上です。

弟が初めてお友達のおうちにお泊りに行ったとき、わたしは中学生でした。
いつもの日常にいるはずの弟がいません。
お夕食の時も、お風呂から上がってきても、いません。
ちゃんとごはん食べたかな?さみしくなってないかな?
暗くなってきた、怖がっていないかな・・・

妹がお友達のおうちにお泊りに行った時も同じように、そわそわ。
妹は一番下でしたし、もうただただ心配しかありませんでした。
無事に帰ってきたときの安堵感と言ったらもう・・・!!!

長男はあのときのわたしと同じようなことを感じているのかもしれません。

いつもと変わらない日常、夜がきて、でも次男だけいない。
姿が見えない。
夜の暗闇はどんどん濃くなる。
不安も深くなる。

長男は明日会えるよ、という説得でようやく22時頃眠りました。

もう限界だったと思います。

次男は楽しく、ぐずることもなくお泊りができましたが、
予想外に長男が大変なことになるというお泊りでした。

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