長男が幼稚園から帰ると、
「今度Aちゃんのおうちに遊びに行ってもいい?もう約束しちゃった」
といつものようにおしゃべりが始まります。
「Aちゃんのママと連絡を取って、きちんと日にちを決めないと・・・・」
と、いつものように返そうとすると、
「〇ちゃん(次男)は連れてこないでって言われたから行けないんだ、しかたないよね~」
と。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・なにっ??!!
「・・・なんで〇ちゃんは行っちゃいけないの?」
と聞くと、
「DS壊しちゃうからだって。だからいけないんだって」
数日前には
「電車で遊べないでしょ?壊しちゃったり、邪魔するし。だからダメだって」
と、別のお友達に言われたことも言っていました。
そのことを言ったのは兄弟がいなかったり、自分が一番下の子です。
なので、自分よりも小さい子がいることで、自分が望むペースで遊べないのが嫌はわかります。
しかし、長男は「しかたないよね」で終わらせて、遊びに行くことにうきうきしています。
「・・・〇〇くんはBちゃんと遊ぶときにBちゃんの弟が一緒に来てもいい?って言われたらどうするの?」
「いいよって言うよ、だってBちゃんの弟は〇〇くんが大好きって言ってるんだもん」
う~ん・・・・
アプローチが難しいです。
「ママはもし〇ちゃんを連れて行っちゃいけないと言われたら行けない。
遊びに行くのに〇ちゃんだけを置いてはいけないでしょう?
それに〇ちゃんだけを仲間外れにするのは悲しいことだと思うけれど、どう思う?」
と、聞くと
「うぅん・・・でもダメって言われたよ。じゃぁ、〇〇くん(長男)だけ行く?」
と。
「もし、〇〇くんが小学生のお兄さんお姉さんと遊ぼうってなったときに、〇〇くんは来ちゃダメって言われたらどう思う?」
「え・・・やだ!」
「〇ちゃんも同じ気持ちじゃないかな?」
「・・・・・・・」
それから二人で電車で遊び始めました。
そのあとお昼寝から起きた長女が泣き出したら次男と二人で慰めに行き、3人でおもちゃ箱をひっくり返して中に入ったり、きゃっきゃいって遊んでいました。
「仲良く一緒に遊べると楽しいね」
と、声をかけると
「うん!ケンカもしないから楽しい!〇ちゃんと*ちゃん(長女)と遊べて楽しい!」
と、にこにこしていました。
うまく伝わったかはわからないけれど、
兄弟を大切に思いあっていけるといいと思います。
小さい時の数歳差は大きいから、どうしても下の子をわずらわしく思うことはあると思います。
ただ、そのときにどうか上の子だけは味方でいてあげてほしいという親のエゴがあります。
親はいつまでも一緒にはいないから、そのときには少しでも身近に味方というか仲間がいてくれたらと思うのです。
きっとそうしたら、これから出逢う人たちにも優しくなれる・・・・ような気がするのです。
今日はお昼寝をたっぷりして、少し余裕があったからこのようなことまで考えられたけれど、
もし予定が詰まっていたり、寝不足だとこんな余裕はもちろんありません。
そしてお給料日前はさらにピリピリしています。
時間にゆとりがあって、
身体の調子も落ち着いていて、
お金の心配もない。
そんな状況をできる限り作っていき、
穏やかな日々をゆとりを持って過ごしていきたいものです。