夫の転職 その後

主人のイライラの原因のひとつでもある、転職。

少し、動きがありました。

正式な面接ではありませんが、上の方とお会いする機会がありました。

数日前からどきどきしながら準備をして、主人を送り出しました。

気分は受験生の親です。

子どもたちが試験などを受けるような歳になってくるとこういう気持ちになるのかなぁと思いながら
そわそわしていました。

代わってあげられないので、待つだけというのは落ち着きませんね。

お仕事が終わってからだったので夜だったのですが、
終わったという連絡があるまで、わたしにしてはめずらしく、目もぱっちりしていてそわそわしていました。

結果、いろいろと主人は思うところがあったり、転勤のお話などがでて、
もしかしたら断るかもしれません。

もちろん、わたしが働くわけではないので基本的には何も言うつもりはありませんが、
せっかく新しいところでがんばってみよう!と思ったのならば、
今あるチャンスに乗ってみるのもひとつなのではないかと思っています。

それを話すと主人はまた考え込んでいました。

わたしとしてはもうひとつ、安定や収入など以外に転職をしてみたら、と思う理由に
主人は今まで人生においてあまり主体的に動いてきたことがありません。
それは本人もたしかに・・・・・と言っていました。

大学まで出ていますが、親が敷いたレールを乗っていった、と。

わたしからしたら乗って行けたこと自体すごいと思うのですが、「こうしたい!」と強く願って、行動をして、その行動の結果がいいものでもよくないものでも自分が選択をしたのだから責任を持つ。

これは意外と大切なことではないかと思っています。

中学校までは義務教育で、その後もなんとなく高校、大学と進むことが多くなってきて、
その後の就職。

ここまででもきちんと自分の意思を持って選択してきたのであれば、自分の行動にも責任を持たなくてはいけないわけで
自分の足で人生を歩む、という意味での自立をしてきているのだと思います。

ただ、どこかなんとなく、やそこに親が言うから、とか誰かが言うから、という選択をしてきたりすると
よくない結果に転んだときには人のせいにすることになると思うのです。

それは自分の人生を歩んでいるとは言えないのではないか、と思います。

だから今回、転職と言う大きな岐路に、自分で選択をして舵を切ってみるのもいい挑戦になるのではないかと思っています。

そして、そんな父親の背中を子どもは必ず見ていると思うので、
主人は主人の考えで、一歩を踏み出してもらいたい、と願っています。

わたしにできることは、収入は転職する最初のうちは下がると思うのでサポートはもちろんのこと、
精神的にも支えていかないといけないと思っているので、
わたしにとっても覚悟の年となりそうです。

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