洗礼を浴びる

先日、幼稚園のお友達のおうちにお邪魔して一緒に遊びました。

メンバーは先日のメンバーと同じです。
春休み
さっそく、女の子たちはドレスを着て、お姫様ごっこです。

しかしドレスを一番に着ることでもめて、Bちゃんは大泣き。

長男が慌てます。

Bちゃんのママが対応している間に
「ねぇ、Aちゃん、Bちゃんにドレス貸してあげてよ」

「えぇ・・・やだぁ・・・・」

そりゃそうです。
誰だってお姫様になりたいのです。

「〇〇(長男)くん、Aちゃんだってお姫様になりたいよ。順番はどうかなぁ?」
と話してみると、

「うん・・・・・でも泣いてる・・・・」

と困った様子。

ドレスはもうひとつあるとのことですが、同じドレスが二人ともお気に入りのよう。

よし、ここはひとつ!

「Aちゃん、こっち向いて~お写真撮ってあげる!」とカメラを向けるとうれしそうにポーズをとっています。

あぁ~かわいい♪

「Aちゃん、かわいいね~」
と長男に話しかけると、
「うん、お姫様でドレスでかわいいね」

と言いながらも、泣いているBちゃんのほうもちらちら・・・・

しかし、Aちゃんは少しすると、もうひとつのドレスに替えてくれて、Bちゃんもお姫様に♪

「Aちゃんのピンクのドレスもペンダントがあってきれいだね~」
「Bちゃんもよく似合ってるね~」

と話していると、長男もようやく
「うん、AちゃんもBちゃんもかわいいね、似合ってる^^」
と笑顔に。

そのあとは追いかけっこをしたり、お姫様ごっこ+戦い?なのかよくわかりませんが、
みんなできゃっきゃいって遊んでいて、
ほほえましかったです。

しかし、途中、お姫様のご機嫌を損ねると、
長男は慌てて
「ごめんね、ごめんね」と
謝りながら、なぜかハグします。

お姫様の機嫌はすぐによくなって、また元気に遊ぶ!

と、なんだか幼稚園でもこうなんだろうか・・・・と思ったり、
普段からわたしが怒鳴り散らすし、不機嫌を全開にして、ある意味長男に甘えている部分があるから
人のご機嫌を損ねることの怖さみたいなものを感じさせてしまっているのだろうか・・・・
とか考えてしまいました。

そして男の子はある意味単純と言うか、扱いやすいのだなぁと思いました。

女の子はふわふわしたかわいさと「女」の部分があって驚きました。
どちらにしても無邪気な笑顔はかわいいのですが^^

我が家の女の子は、追いかけっこのときにかぶっていた鬼のお面を初めてみて大号泣!!!!!!
おびえて震える長女にびっくりしました。

さらにわたしから離れなくなってしまった長女が音が鳴るおもちゃを借りたのですが、
やっぱり魅力的なおもちゃは大きなお友達に奪われる運命・・・・・

結局号泣→抱っこ→誰かが来る→また何かされる(おもちゃを取られる、鬼が来る、など)とおびえる→号泣の繰り返しでした・・・・

そんな中で、次男はプリキュアの衣装を見て
「うわぁ~〇(次男)ちゃん着てみたい~」とうれしそうに持ってきました。

よくハッピーセットとかお菓子もプリキュアを欲しがるので、
まだ小さいし、と欲しいならどうぞ、と止めたりもしていなかったのですが、

プリキュアの衣装を着せていると

「きゃー!!!」
と、お姫様に叫ばれて、次男はびっくり!

「・・・・〇ちゃん、脱ぐ。これ、ちっちゃいみたい」
と脱いで、遊びに行ってしまいました。。

次男の恥ずかしかったであろう気持ちと、まだまだ好きなものには素直でもいいんだよ、と思う気持ちを考えると
今までの対応とこれからを考えてしまいます。

好きなもの、興味のあるものがあるのならば、我慢せずに好きでいい、と思うのですが、
生きていく中では生きにくい。

そんなことも考え、
長男も次男も長女もいろんな洗礼を浴びた一日でした。