最近、いろいろと思うことがあり
どうしてこの幼稚園を選んだのか、を思い返してみました。
わたしの中での幼稚園選びはまずバスがあることでした。
長男と次男は1歳8か月しか離れていません。
3歳の長男の送り迎えを1歳の次男を連れていくことはわたしにとってはかなりの負担で
きっと余裕がなくなる、と思ったからです。
そしてリトミックやマーチングなど音楽がカリキュラムに含まれていることも
重要視しました。
長男は未就園児の英語リトミックに通っていたのですが、
ほんとうに音楽が大好きで歌いながら踊ることはご機嫌でしていたからです。
今も幼稚園で習ったお歌を毎日歌っています。
あとは出来れば役員など負担が軽いほうがいいなぁ・・・・
お給食があるならば、長男が卵アレルギーなのでアレルギー対応をしてくれる幼稚園がいいいなぁ・・・・
と漠然と考えていました。
そして、できることならば、課外がたくさんあるところで
習い事をするなら幼稚園で出来たら楽かなぁとか考えてはいました。
バス通園となると私立になりますし、
費用はどこも似たり寄ったりでしたので
すべてを満たす幼稚園はなかなか難しいのですが
わたしの中でバスと音楽のカリキュラムがあることは譲れなかったので
そこをもとに幼稚園を絞り込んでいきました。
様々な幼稚園へプレ保育に行きました。
→幼稚園のプレ保育 2歳でのプレ保育参加
落ち着きはないし、周りからの白い目をひしひしと感じ、
さらに追い打ちをかける発達障害の疑いの指摘。
→発達障害 子どもの障害の疑いを指摘される
もう幼稚園へ行くことは8割諦めていました。
長男が型にはまるわけがないし、
それを強要することはきっと本人がツラいだけだ、と思ったからです。
しかしわたしの心配とは反対に
長男は幼稚園へ行くことを楽しみにしています。
「いい子にするから!」とお願いをしてきて、
ここまで言わせている自分は
結局、こんなに子どもをしつけられていないなんてダメな母親、と
そういう目で見られることが嫌なだけ、
自分が嫌なだけなのではないか、と自己嫌悪に陥ったりもしました。
通っていた幼児タイムも他の子になにかしちゃいけない、
長男がちゃんと先生の言うことを聞かなかったらいけない、など
余計にピリピリして目を光らせていました。
幼稚園の願書を出すことも見送り、
発達障害の専門外来の診察を待つことにしました。
→発達障害 専門外来を受診する
診察の結果、幼稚園は特別な園などではなく
みんなと同じような幼稚園でいいとのことで、
幼稚園側にはきちんとこういう状態で今専門外来にかかっていること、
集団生活やお友達とのトラブルなどがないか、見て欲しい旨を伝えてくださいとのことだったので、
どうしようか迷いましたが、
プレ保育で暖かく受け入れてくださった園に打診をしてみようかと思いました。
ちょうど、幼児タイムのお友達たちがたくさんそちらの幼稚園へ入園を決めていて
いろいろなお話を聞くことができたのと
ちょうど幼児タイムで初めてわたしにママ友と呼べる人ができて、
→ママさん地獄
発達障害の疑いがあって専門外来へ行ったことなど、いろいろお話ができたことは心強く、
定員は申し込みの時点でいっぱいだったけど、先生に相談してみるといいよ、無下にするような園じゃないから、
と言われたので、思い切って連絡をしてみました。
まずはプレ保育にまた来てみてください、と言われたので行ってみました。
やはり受け入れは暖かく、
定員はいっぱいだけれど、秋くらいから入園はどうでしょうか、と言われました。
4月から入った年少さんも半年経てば慣れてくるので
そうすると園としては定員はいっぱいでも受け入れがしやすくなります。
それまで、貴重な半年を長男くんといろんな所へ行ったり、楽しい時間を共有してみてください。
幼稚園へ行くようになるともうべったり一緒の時間はなくなりますから。
と言っていただきました。
そういう考え方もあるのか、と目からうろこでした。
幼稚園側とのお話の結果、長男は9月からの入園と決まりました。
あの、どうしようもない不安な時期に本当に助けられた幼稚園とママさんには感謝しかありません。