2歳児遊びの終わらせ方

ふと、思い出したことがあったので備忘録です。

えりぃです。

まだ長男と次男だけで、

次男も1歳にもなっていなかった頃。

長男が2歳になって少しの頃です。

近くの児童館へ行くことになったんです。

詳しい経緯はまたいつか話しますが

産後うつとか、いろいろ心配だから、と

保健師さんが外へ出るように働きかけて・・・・の結果です。

長男はそこで電車と運命の出会いを果たし、

木のレールと電車に夢中になりました。

もう、大好きで、大好きで

その電車で遊びたいから

「行こう、行こう」とよくねだられました。

一通り他のおもちゃでも遊ぶのですが

必ず最後は電車に行きつくんです。

それくらいのお気に入り。

そして、また2歳にしては複雑なレールを組み立てるんです。

ただの丸じゃなくて、分かれ道からまたレールをつなげたり・・・・

児童館の先生も

「長男くんはすごいわね~」

と言うくらいです。

そして、わたしの毎度の悩みの種は

「帰るとき」。

大好きだから、帰りたくないんですよね。

いつまでも遊んでいたい。

だから「帰るよ」と言うと

大泣きをして、イヤイヤをする。

児童館に来ている他のお子さんは

「帰るよ」と言われたら

すんなり帰る準備をして帰るのに

いつもうちは最後に引きずるようにして帰っていたのです。

よそのお子さんと比べたらいけない。

そう、頭の中では分かっていても

ぐずる長男にイライラして、

帰りに怒鳴ったり、怒るのは日常茶飯事になっていました。

次男をおんぶし、長男を無理やりベビーカーに乗せて

帰りながら「もう行きたくない・・・」と思っていました。

でも、長男は行きたがるし、

近くを通れば

「行こう!行こう!!」とうれしそうに言うんです。

あんなに帰りにわたしから怒鳴られても

それでも楽しい場所なんだ、と思いました。

連れて行かないのはわたしのエゴだな・・・・と思い、

連れて行く。

そんな日々が続いていました。

そして、あるとき、

児童館の先生に

「帰る前に予告をしてあげるといいですよ」と言われました。

「もう少ししたら帰るよ、と伝えておくんです。

もちろん嫌がるでしょうが、

心の準備が出来るようになるんです。」

なるほど・・・・・

妙にすとんと、納得できました。

誰だって、突然、

予想外の事や自分の楽しみの終わりを告げられたら

嫌です。

大人だってそうです。

だったら、子供、ましてや2歳児なんてもっとですよね。

それを長男に強いていたとは・・・・・・

子供の意見は尊重する、と思っていたのに

出来ていなかった自分。

それに気が付いていなかった自分に嫌気がさしました。

でも、それよりも今は長男の対応が先です。

「もう少ししたら帰るよ」

「やだ!」

「まだ遊べるからね」

それを帰るまでに何度か繰り返すと・・・・

「じゃぁ、もう片づけようか」

「・・・うん」

と、片づけ始めました・・・!!!!!

もう、魔法のようで

ただただ驚きました。

長男が泣くこともなく、ぐずることもなく

きちんとお片付けをしてる!!!!

先生が

「えらいね~お片付け上手だね~」

というと、

「うん!」

と、得意げになってキレイにお片付けを始めました。

遊んでなくても、落ちていたおもちゃも片付けます。

「お片付け、出来たね・・!」

褒めるのが苦手なわたしが言えたのはこれくらいです。

それでも長男が

「うん!じょーず!」

と笑ってくれたので、うれしかったのを覚えています。

その日は、帰りながら

「楽しかったね、また行こうね」と話すことが出来て

おんぶしている次男が足をバタバタさせていて、

「次男ちゃんもご機嫌だね~」

と、みんなご機嫌で帰ることが出来ました。

あのときのお天気は晴れ。

夕日がきれいで、

足をバタバタさせる次男の揺れとか、

おしゃべりな長男がもっとおしゃべりで、

でもおとなしくベビーカーに乗っていたことを覚えています。

大切なことなので備忘録です。

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