子供のさみしさに気づく

ゴールデンウィークも終わりに近づき、日常へと戻るべく
気持ちも少し引き締まってきています。

このゴールデンウィークの子供たちとの関わりを通して、
気付いたことがたくさんありました。

我が家の子供たちは5歳児の長男でも1日12時間寝ます。
寝る時間は19時くらいです。

それだけ寝る子供たちがゴールデンウィークは興奮していたようで
夜も21時、お昼寝をしたらもっと遅くまで起きていることもしばしば。
それなのに朝はいつも通り6時くらいに起きてきて、お昼寝はなし。

さすがに後半にもなるといつものペースに戻りつつありましたが^^;

長男は特に以前から、寝るのがもったいない、と思うのか
がんばって起きていることが多かったです。
「早く寝なさい!」と言っても目はらんらんとしているし、
「まだ寝ていなさい!」と言っても朝はぱっちりと目を覚ますのです。

そんな長男はこのゴールデンウィークは久々に楽しそうに笑っている姿を見ることができました。
いつもどこかへ遊びに連れていっても、あまり笑っている姿をみることはなかったかも・・・・と気づきました。
よくしゃべっていて、そして調子に乗って怒られていて、
どこか遠慮もしている・・・・という感じでした。

しかし、今回はよく笑っていました。
そして、わたしも怒ることがそんなになかったのです。

今回のゴールデンウィークは多少キツくても子供たちと向き合おう、遊ぼう、
そして触れ合おうと決めていました。

だから公園では一緒に走り回ったし、サッカーやボール遊びをひたすらして、
お砂場でケーキを一緒に作って、ブランコに乗って、抱っこもたくさんして、お話もたくさん聞きました。

どれも普段の生活ではなかなか時間やゆとりがなくてできないことばかりです。

実家にお世話になって、ひとりひとりと向き合ったり、関わる時間をもらえました。
ほんとうに感謝です。

長男は「ゴールデンウィーク、楽しいね」と言っていて、
素直な、心からの笑っている姿を見ることができました。

さみしかった長男が少しだけ、さみしさが軽くなってくれたのかな、と思いました。

そうして、お出かけ先で次男がぐずっているときに「次男ちゃん、落ち着いて。ちょっとお話を聞いて」と
一生懸命なだめようと、でも次男とお話をきちんとしようとしている姿まで見ることができました。

頭ごなしに怒っていたわたしが、ここ最近長男がぐずっているときにかけていた言葉です。

あぁ、こうやって大人の、親のすることをまねていくところから
この子たちの成長は始まっていくんだなぁと思ったら、
「見られている」と意識がよりはっきりして、気もまた入りなおしました。

ぐずっていた次男についても気づいたことがありました。

マイペースで、THEこどもな次男は他の人のことはあまり気にしない、
そうしてひとりでいたり、遊ぶことができる子、と思っていました。

しかし、お砂場で遊んでいた時に、
長男とわたしで砂を一生懸命集めているときに、ふと見ると次男も同じように砂を集めていました。
「次男ちゃん、一緒に集めようか」と声をかけると
「はい!」とうれしそうに砂を集め始めて、
「ママもやって」と催促までしてきました。

次男はひとりで遊べるし大丈夫、と思っていましたが、
やっぱり同じようにさみしさを感じていて、一緒に遊べることが楽しいと思ってくれているんだ、とわかりました。

次男はむしろさみしさを表現することが上手じゃないのかもしれない、という視点ができたので
また気を付けて関わっていこうと思います。

そして、長女。
お姫様どころか女王様で、ずいぶんと意志がはっきりとしてきて、
いやなものはいや。
欲しいものは欲しい、とはっきりしています。

人見知りもないのでいろんな人が代わる代わる関わってくれるので
わたしも長女を母や父、妹にお願いして、
長男や次男と遊ぶことに専念できました。

しかし、眠い時、何かさみしさを感じているときには求めてきます。
そして、長男や次男のぐずっていたり、へこんでいるときにはそばにきて、ときには頭を撫でます。
1歳児がほんとうに理解してしたことかはわかりませんが
わたしはびっくりしました。

もしかしたら、長女が誰にでも懐いてくれるのは長男や次男、主人やわたしのためなのかもしれません。

でも長女もかまってはもらいたい。

難しいのですが、できるだけ、同じように目も手もかけていきたい、そう思うのです。

今回はいろいろな気づきがあって有意義なゴールデンウィークになりました。

睡眠不足は幼稚園に行っている時間と、週末で解消したいと思っています。