みんなが嫌な思いをしないで幸せになる方法はなんだろう?と考える

子供の発想ってすごく豊かで

時々ドキッとさせられます。

えりぃです。

あるとき、ドキュメンタリーを見ていたんですね。

わたしが好きでよく見るのですが

その日はいつもなら夢の中の時間、20時にお風呂から上がって

つい、つけてしまったんですよね、テレビを。

そうしたらもう、だめでした。

見入ってしまって・・・・・

わたしが見ているということは

子どもたちも観ているわけで、

結構内容がキツかったので

寝せようとしたのですが

次男と長女は内容を見ることなく爆睡。

お風呂も遅かったので限界でした。

そして、長男。

最近、ドキュメンタリーや歴史もの、クイズ番組など

わたしの好みのものを一緒に見るようになっていたのですが

この日も睡魔と闘いながらも観ていました。

この日のドキュメンタリーの内容が

それぞれの気持ちがすれ違い、伝わらず、

誤解の上に、一人の人が亡くなってしまう、というものでした。

悲しい結末で、

やる静ない気持ちになりました。

その日は、そのまま長男も爆睡したので

話すことなく、わたしも寝たのですが

次の日・・・・

お風呂に入っていたら、長男が

「どうしたら、みんなが嫌な思いをしないで、幸せになれるのかなぁ・・・」

と真剣な顔をして、遠くを見ていました。

「突然どうしたの?」

と聞いたら、

「昨日のテレビみたいに、なってしまうのは嫌だ。

みんな誰かが大切なだけだった」

と言ったのです。

もう正直、びっくりしました。

ドキュメンタリーの内容は親子愛、男女の愛など

複雑に絡み合ってのことでした。

そこまで長男が理解できていたかはわかりません。

ただ、誰もが大切な人がいて、

大切な人のために何かをしようとしたときに

その「何か」が少しずつ伝わらなくて、

誤解を生んで、憎しみまで生んでしまった、というお話でした。

これって、現実にもここまでの結果にはならなくても

あり得ることだな、と思ったんです。

子供のためを思って怒ったことも

子供には伝わらなくて、嫌がられたり、

夫にしたことも伝わらなくて

「なんで気づかない、わからないんだよ!」と頭に来たり。

子供は子どもの感じ方なりに、

あのドキュメンタリーが悲しいものとして映り、

どうにかできないものなのか、とそこまで考えたのですね。

わたしは「みんなができるだけ気持ちよく過ごせるように、

を考えていくといいんじゃないかな。

あとは、された嫌なことは仕返しをしない。

してもらってうれしかったことは、どんどん他の人にしていく。

そうしたら、みんなうれしい気持ちが広がっていくんじゃないかな」

と話したら、

すごく納得したようで

「そうか。じゃぁ、そうしていけばいいのか」

とうなづいていました。

これを実際に長男が行っていけるかどうかは

これからの長男にかかっていますし、

もしかしたら忘れてしまうことかもしれません。

でも7歳の長男が7歳の時の感性で感じたことは

とても貴重で意味のあるものであったと思います。

なので、備忘録です。

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