子供に学ばされたこと。素直な心で考えて行動をする。

えりぃです。

無事に節分を終え、

立春を迎えましたね。

子供に伝えたい季節の行事 節分

暦の上では春です。

まだまだ寒いですが^^;

その、まだ寒さが厳しい節分。

今年の節分はいろいろと考えさせられた節分となりました。

節分は金曜日でしたね。

我が家は長男の習い事があったため

長男が小学校から帰ってくると

宿題、家庭学習などを済ませ、

みんなで習い事の場所へ行きました。

長男の習い事が終わると、

習い事のお友達も一緒に

近所の神社で豆まきをしていたので向かいました。

豆まきと言う名の、

お菓子などがもらえるので

子どもたちも、大人も結構集まるイベントです。

会場へ行くと、

幼稚園の時からのお友達がたくさん来ていました。

小学生になると親同士の関わりも幼稚園の時ほどはなくなるので

久々に会うママさんが多かったです。

現場は一時同窓会のようなムードになっていました。

未就学児・・・・

つまり、長男以外は並んでお菓子をもらえることになっていたので

次男と長女を連れて、お菓子をもらいに並びに行きました。

長男は張り切って前のほうへ行き、

お菓子を取る気、満々です。

わたしはこういうイベントで前へ行くことが本当に苦手なので

ベビーカーと共に後ろで待機。

子どもたちの子守り係をしていました。

お菓子やみかんが飛んでくるのですが

何度か間も空くので

長男も少し帰ってきましたが

みかん、一個、とか

小さなお菓子一個とかで

なかなか戦果が挙げられません。

そうして、終わり、

その日は予定があったので

予定を済ませ、

自宅へ戻ってきて

「たくさんもらえたね~

お友達にもたくさん会えてよかったね^^」

と、話していると、

長男が

「ほんとうはお菓子取ったんだ。

だけど、取れないー!って言ってる子が近くにいたからあげたんだ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんとびっくり!!!

あれだけ、取るぞ!!と気合が入っていた子が

取れなくて、残念だっただろうなぁ、

の、割にはあんまり落ち込んでいないなぁ、

お友達に会えたからかな?

くらいにしか考えていませんでした。

そんなことがあったなんて・・・・・・

「えらかったね。その子、喜んでいたでしょう?」

「うん、笑ってた!

これがみんなが幸せになれる方法だって思ったんだ

なんと・・・・・・・・・

さらにびっくりしました・・・・・・・・・

長男は数週間前に見たテレビから

「みんなが幸せになる方法はないなぁ」と考えていて、

みんなが嫌な思いをしないで幸せになる方法はなんだろう?と考える

長男なりに出した、「みんなが幸せになる方法」が

今回の「お菓子を取れなかった子にあげる」と言う方法でした。

「笑ってる顔を見たら、うれしくなるね」

「うん!笑ってくれたから、長男くんもうれしくなったよ!

幸せな気持ちが広がったよ!」

「そうだね、こういうことが「みんなが幸せになる」ってことなんだろうね」

「とってもうれしいよ!」

そう話している長男の顔は

充実した、とてもうれしそうな笑顔でまぶしかったです。

子供はとても素直です。

感じたことから、自分なりにきちんと受け止めて

どうしていったらいいかと考えて、

今回実際に実践したんです。

大人でもなかなか思うことや

口で立派なことを言うことは出来ても

なかなか実践するところまで出来る人はいません。

ほんとうに子供に学ばされ、見せられるな、と感じたことでした。

子供に胸を張っていられる大人でいられるように

大きな背中を見せて行けるようになっていこう、と

背筋が伸びた出来事でした。