「ママはウバウネ」

テレビにくまもんが出ているのを見つけた長男が、
慌ただしく、お夕食の支度をしていたわたしに話しかけてきました。

「ママ、ママ、妖怪ウォッチのさ、今くろくまがいたよ」
「???くろくま??」
「そうおそう、ほらケータくんと一緒にケイゾウとかのところに来たの」
「あぁ!くまもんね!」
「くまもん・・・・?」

と疑問形だったので、テレビを見に行くと、
たしかにそこにはくまもんが。

「そう、これはくまもんっていうんだよ」
「そうかぁ。くまもんかぁ。くまもんはさ、怖い敵の時にもいたよね」
「敵?あぁ、ウバウネだね、トキヲウバウネ」
「そうそう、ジバニャンがおりに入れられちゃったやつ」

「ママは

ウバウネ

だね!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おぉぉ??!!

思わず手が止まるわたし。

「パパはケイゾウ。長女ちゃんはコマさんかなぁ~」
と楽しそうに話している長男。

「次男ちゃんはジバニャン。長男くんは・・・・・フユニャンがいいなぁ♪」
と妖怪ウォッチの世界へ。

聞きつけた次男もやってきて、
「ママ!ウバウネ!次男ちゃん!ジバニャン!」とうれしそうに会話に加わります。

そんな楽しそうな雰囲気につられて長女も足にしがみついてきて、
「あー!あー!」と声を上げています。

・・・・・・・・・・・・・・楽しそうで何より・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うん、ウバウネかぁ。
何て名前なんだ、と思っていたら、
トキヲウバウネさんだったときの「おぉー!!」という感嘆、忘れません。

わたしって怖い存在なんだろうなぁ。
大魔王だもんなぁ。
怒鳴ってばかりだし。
イライラして雰囲気悪いし。

うん、気を付けよう。

少し鶏肉焦がしちゃいましたよ。

にしても、パパはケイゾウかぁ。
さすが究極のパパっ子。→究極のパパっ子

両親そろって、ウバウネとドウ(キン、ギン、ドウというウバウネの手下?の中の一人のおじさん?)
という敵キャラじゃなくてよかった。

パパには正義の味方でいてもらいたいものです。