次男の気持ち

ここ最近の次男は甘えん坊です。

長男の失踪があってから、
長男の失踪
できるだけ長男との時間も作ろうとお弁当を一緒に作ったり、
長男と話す時間も作ってきました。

そうすると、次男への対応が変わってきたわけではありませんが、
次男は「自分も!」となるようです。

長男と次男は1歳7か月ほどしか離れていません。

なので基本的にはライバルです。

ライバルというと言葉はキツいですが、
ようは「横並び」です。

なので、長男も「次男ちゃんがやるなら自分もやる!」ですし、
次男も「次男ちゃんもやりたい!」となります。

ただ、やはり小さいときの1歳7か月は大きいわけで、
長男にはできても次男にできないことはたくさんあります。

たとえば、火を使うおやつを作る時のお手伝い、
ビニール袋を開ける、
高いところにあるお菓子を取る・・・・などなど。

長男がやっていると必ずと言っていいほど、
「次男ちゃんも!」と来ます。

次男は小さい分、手もかかりますが、
できるだけ同じようにやらせます。

うまくいく、いかないに限らず、
本人は満足そうににこにこしてくれるからです。

そんな次男も長女といるときにはお兄さんです。

泣いていたら、よしよしと頭を撫でてあげて、
お菓子を食べるときは「長女ちゃん、食べるよ~」と声をかけます。

その口調は長男にそっくりです。

「やさしいね、ちゃんと長女ちゃんにも分けてあげられるね」と声をかけると、にこにこ。

そのときに長男がいたら、
「いつも長男くんが次男ちゃんにやさしくしてくれるから、
次男ちゃんは長女ちゃんにやさしくしてあげられるんだね」と伝えると、
長男もにこにこ。

次男は、時に下の子であり、時にお兄さんという混乱しがちな立場です。

本人が、下の子としての自分、お兄さんの自分を
好きでいられるような関わりをしていきたいと思います。

それが、きっと次男が自分を好きになれる、
自分に自信を持てるようになることにつながると思うからです。

「抱っこして」とねだられても
なかなかリクエストに答えられないのですが
せめて10回に1回くらいは
次男とゆったり向き合う時間を
1分でも2分でも作れるようにしたいと思います。

産まれたときからライバルがいて、
下の特権だった甘えっ子の座を
2歳半で長女に空けることになってしまった次男。

間にはさまれて、
よく「マイペースになる次男」と聞かされますが
どうか、次男が自分自身を大切だと感じることができ、
そして長男や長女のことも同じように大切だと思えるようになりますように。