入園しました、その後

次男が幼稚園に入園して、早2週間。

今のところ欠席もなく通っています。

しかし、スムーズに通っているわけではありません。

最近は毎朝準備の時間になると
「〇ちゃん、幼稚園行かないよ」
と言い出します。

入園の写真撮影があった日は無理にでも連れて行かないと!と
長男のフォローも受けて送り出しました→次男、ぐずる

しかし、できるだけ穏やかに送り出そうと決めたので

「もしさみしくなったり、帰りたくなったら先生に言ってくれる?ママ今日はお迎えに行けるから」
と伝えました。

先生にもお手紙でその旨を伝えておきました。

幼稚園に行って30分くらいたつと先生から連絡があり、
「お母様が心配されているかと思いまして。〇ちゃんは幼稚園に来てからはクレヨンでお絵かきをして、
今は園長先生のところにお手紙を渡しに行っていますよ。楽しそうに描いていましたよ」
と教えていただきました。

ほんとうにお手数をかけてしまって申し訳ない・・・・・・・・・・

けれど安心もしたし、その日、次男はお帰りまで無事に過ごせたようです。

そうして次の日。
また「〇ちゃん、幼稚園行かないよ」とはじまりました。

同じように「またさみしくなったり、帰りたくなったら先生に言って。ママ今日もお迎えに行けるから」
と言うと
「先生に言ってもダメだった」
と。

うぅむ・・・・・・先生も幼稚園に慣れていってもらおうとしてくださっているわけだし、
わたしの対応がよくなかったのかもしれません。

その日は長男のお見送りに行こうね、と制服を着せてバス停へ向かいました。
バス停ではもちろん乗りません。
後ずさりしています。

先生は「連れて行きましょうか?」と言ってくださりましたが、
わたしは次男との話では「長男のお見送り」に来たのです。
どさくさに紛れて、バスを見たら行くって言うかなぁと思ったわたしが甘かったのです。
ここで無理やり次男を連れて行ってもらったら、わたしは楽ですが、
次男の心には見えない傷がきっとできて、信頼は崩れてしまいます。
「騙された」
ということだけがずっとしこりとしてどこかに残るでしょう。

「あとで連れて行きます」と伝えて、長男だけバスで幼稚園へ。

次男は帰ってきてから、少し気まずそうにテレビを見て、
「そろそろ行こうか」と言うと
「うん、〇ちゃん、幼稚園行くよ」と言ってくれました。

幼稚園が近づき、みんなの楽しそうな声が聞こえると
「何してるのかな?早く行こう!」
と手を引いてお教室へ。
自分の靴箱の位置も理解していて、上履きを一生懸命履こうとしています。

あぁ、2週間足らずでこんなにできるようになったんだなぁ。
すごいなぁ。と成長を感じました。

と同時に先生がどれだけも子どものことを考えてくれて関わってくださっているんだなぁとうれしく感謝の気持ちでいっぱいになりました。

長男は半年遅れで入ったにもかかわらず、幼稚園に行かない、とか泣いて泣いて仕方がないとかなかったのです。

次男が一般的なのかもしれませんし、まだ泣かないだけ手がかからないほうなのかもしれません。

入園後の行動ひとつをみても、それぞれの個性があるのだと感じます。

個性をいいように伸ばし、つぶしていかないようにかかわっていかないといけない、と強く思いました。